Lyric

バイバイくそやろう

声も手も体温も匂いさえ

全部忘れてあげるわ

雨上がりの交差点　赤信号が滲む

あなたの傘の中で笑った日々が嘘みたい

「またね」なんて言葉で　終われるはずもなくて

昨日までの優しさが　今はただの傷跡

私の知らない誰かに

同じ声で愛を囁くの？

私だけだって信じてたのに

ほんと、最低ね

バイバイくそ野郎　愛してたのにな

あたしの涙なんて置き去りにして

夢見た未来も　全部嘘だったの？

それでもまだ好きなんてムカつく

バイバイくそ野郎　強く見せてるけど

心はボロボロのままだけど

笑ってみせる　今日くらいは

スマホの画面　光る続きのない

「ごめんね」って一言が　やけに優しくて

忘れたいのに　夜が来ると呼んでる

眠れないベッドの中で　名前を呟いた

あの日見た映画のセリフが

やけに胸に刺さって

“愛してる”って言葉なんて

簡単に壊れるんだね

バイバイくそ野郎　本当は泣いてる

大人のフリが下手くそで

強がるほどに　苦しくなるだけ

それでも前を向いてみせるの

バイバイくそ野郎　あたしを見つめて

最後にちゃんと笑うから

もう一度だけ　好きって言わせて

ねぇ、夜風が冷たくて

ふたりで歩いた帰り道を

何度もひとりで辿ってる

バカみたいだよね

でもそれが愛だった、、、　なんてね

嘘も本音も混ざったまま

あなたの影が離れない

声も　手も　体温も

全部消えてくれないんだ

バイバイくそ野郎　さよならを歌う

あたしの涙で終わらせる

明日になれば少しだけ

あなたを嫌いになれるかな

バイバイくそ野郎　愛してた証を

思い出に変えながら

笑える日が来たなら

少しだけ許してあげるわ

バイバイ　くそ野郎

もう泣かない　泣かない　ふりして

心のどこかでまだ

あなたの匂いを探してる

ホントに好きだったのになぁ