土手に出来た喧騒をただかき分けて
暗闇に包まれて遠くを眺める
光が灯ったビルが小さく見えて
春の光景はもうすぐ終わる
桜の花びら散った
光った夜空を見上げ
これから先の将来の事とか
不安な今のこと全部
忘れるくらいに綺麗だ
桜の花火が散った
止まった時間を見渡して
見えるのは君だけ
川のほとりのほうに
見える手持ち花火で
あの頃思い出した
少年たちは大人になってく
それが嫌でも
微かに香る嫌なことさえも
時間が経てば忘れてくと思った
なのに
大人になるにつれて
大切なもの忘れて
ただの娯楽は嫌いで
純粋な気持ち忘れて
歳をとるだけの駄文
隣にいる君だって
色んな人生を重ねて
この時間を生きてる
夜を知らせる風が吹いて
悴む手を握りながら
明日に映る花火見て
いつまでも君と笑ってるんだ
僕はじきにこの街を出て
離れてく心見送って
後悔ばかりなんだ
桜の花びら散った
光った夜空を見上げ
君との将来のこととか
自分の今のこと全部
忘れさせてくれよ花火
このまま時間が去って
今も過去に流れていって
去っていく背中を
ただ見つめてるだけの僕は
この街に戻った時には
また会えることを願ってる
春隣の花火
- 作詞
Morisu
- 作曲
Morisu
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春隣の花火
Morisu
アーティスト情報
Morisu
ボカロP
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