Lyric

雨に濡れる孤独な街

ひとり出歩く孤独な道

強く生きていきたいが

悲しみが道を塞いでいる

偽りを口にして

愛の形を得ようとした

これ以上の嘘はつけなくて

さよならを選んだのは私

想いを溶かす静寂よ

私の姿を隠してほしい

許されない愛だとは知ってる

私は卑しくなってしまったから

愛が届くなら

どうか許してほしい

運命には翻弄される

闇に堕ちた日々もある

救ってくれたのは

あなたの優しい笑顔

その灯を消す私

どうか許してほしい

傘もさせない雨の中

私は心を隠したい

あなたの名を呼びたいが

答えは頬の涙だけ

気持ちは胸に閉じ込めたつもり

ひとりで強く生きていくつもり

面影がちらつくたび

こんなにも切なくて

苦しい

孤独の雨も雪に変わる

静寂の中に街は染まる

すべてが一色に飲まれていけば

明日に向かっていけそうだ

想いが風に乗るならば

聴いてくれる耳があるなら

あの人に届けてほしい

孤独の雨が雪に変わる

雪に残る

あなたの足跡

それを辿れぬ 私がいる

あなたが残してくれたもの

小さな命を抱きしめて

新しい明日を信じるため

今は

さよなら