Lyric

久しぶりにあなたの話をしたよ　ううんあなたの知らない人にさ

あの日言いそびれた言葉が　喉の奥に引っかかって

引きずってるわけじゃないけど　忘れられるわけでもない

横這いの賃金　少子高齢化　上がり続けてく税金

嘘で溢れかえるSNS ウイルス人工説

未来は不透明だったが　どうも黒く濁ってく様相

世界を見限ったあなたは　正解だったのかもね

どうせ明日が暗いなら　どうせあなたが居ないなら

過去に向かって進みたい　それなりに輝いてたあの日々へ

なんて考えてた深夜　差し込む朝日がウザいんだ

望まない奴にも平等に　明日が来るなんてそんなの不公平だ

あれからそれなりに恋もした　いやしようとしたの間違いか

でもあなたよりも面白くないとか　優しくないとか

あなたの方が口は悪いけれど　棘がないだとか

大雑把なとこもあるけど　逆にこっちも楽だし

なによりあなたといる方が私もっと笑ってた

なんて誰と比べてるんだ　何に意地張ってるんだ

もう一度ふっと目があって　バカみたいに笑い合って

あなたが居ればきっと明日は　もっともっと待ち遠しいはずで

いつかもう一度会えたら　伝えたい言葉があるから

でも今のわたしのままじゃ　ダメなことくら痛いほどわかっている

理論で言いくるめられて　それがあたかも私の本音のようで

ホントは辛いはずなのに　口を出る言葉は「大丈夫」

言いたいことも言えないくせに　傷つけないためだって美化して

だからいざという時に　大切なひとも救えないくせに

心の中をそのまま　伝えるのってこんなに難しかったっけ

わたし思ったよりも沢山　自分に蓋してたみたい

だからもう少し歩くよ　あなたの居ない明日をさ

私ならきっともう　ほら　大丈夫だから…あっ

ごめんやっぱりぜんぶ嘘　強くなんていられないよ

過去に向かって進みたい　眩しく輝やくあなたに会いたい

記憶のあなたが笑うほど　私の明日が陰っていく

生きて生きて生きて生きて　この世界は素晴らしいと　言い聞かせてるだけ

届かないと知っていながら　送信ボタンを押す指が　震えている

「今度良かったらご飯でもどうですか？」