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気づけばこのCARRecsも第3弾。
車で各地を巡り、出会った仲間たちとセッションを重ねて作ったこの1枚は、
旅の記録でもあり、日常の延長でもある。それを“作品”として残したもの。
今回は奈良からSPARKEY、名古屋からKAD、岐阜からMAC-T、盟友FORTUNA、RING1が参加。
beat提供は法斎beats、KZ(梅田サイファー)、EGOKUNI BEATZ、kakasi、zawaahh、koalark。
それぞれの音がそれぞれの景色を連れてきてくれて、制作のたびに空気が変わった。
CARRecsシリーズには、ジャンルもスタイルも当てはまらない。
ヒップホップ、ラップ、旅、日記、セッション、記録…どれも正解で、どれも不正解。
決まった型に収まらない音楽の面白さが、今回の制作では色濃く出ている。
制作中には、楽しいことばかりじゃなく、しんどい瞬間もあった。
言葉にできない感情や、整理がつかないままの気持ちも、曲に落とし込んでいった。
だからこそ、この一枚には、哀しさや、曖昧な空気が確かに息づいている。
完成度は高めつつも、ガチガチに固めない。
余白も、ノイズも、その時の温度ごと詰め込んだ。
音楽の形はひとつじゃない――そんな当たり前のことを、改めて刻んだ作品。
旅のついでに録ったのか、録るために旅したのか。
答えは出てないけど、この一枚がその途中にあるのは間違いない。
移動式スタジオ「JILO」を拠点にコンビニの駐車場から音楽を発信する。 過去にニューヨークのクラブでマイクを握り、日本では自転車1台で全国のサイファーを巡った経験を持つ。近年は1MC・1DJ・1MASCHINEのライブユニット「UNIQON」で年間100本以上のライブを重ね、フロアを沸かせてきた。 2022年より本格的に“バンライフ×音楽制作”を開始し、移動式スタジオで制作された『CAR Recs』シリーズを展開中。2024年リリースの『CAR Recs vol.2』では、遊び心を詰め込んだ楽曲で話題に。 また、地元寝屋川で主催する野外イベント「寝屋川ほとりの文化祭」では、行政と連携しながら音楽と地域をつなぎ地元に文化の土壌を育てていく取り組みも続けている。 “どこでも作る・どこでも歌う”をテーマに、音楽と生き方をリンクさせながら、今日もJILOを走らせる。