夏の幻影 (acoustic mix)のジャケット写真

歌詞

夏の幻影 (acoustic mix)

Akebi

陽炎が 揺れる午後

指先に 残る声

あの日の空は 何も知らず

二人の影を 繋いでた

過ぎ去った 通り雨

濡れたままの 胸の奥

忘れたふりの 片方の靴

置き去りのまま 季節が巡る

風に紛れて 名を呼べば

蝉の夢だけ 返る声

沈む陽が 窓を染めて

言えなかったことだけが咲く

まぶたに焼き付いた 仕草さえ

時のとばりに 溶けてゆく

夕凪に 心さらわれ

笑い声 遠く響く

言えなかった 最後の言葉

茜の空に そっと流した

ひとつひとつ 記す記憶は

蝉の夢にも 届かないまま

繋がらない 手と手のように

過ぎた日々には 触れられない

ただ確かに ここにいた

気配だけ 消せなくて

新しい朝が 背中を押して

振り返る道 霞んでゆく

さよならさえ 言えないままの

蝉の夢だけ 鳴いていた

  • 作詞者

    Akebi

  • 作曲者

    Akebi

  • プロデューサー

    Akebi

  • グラフィックデザイン

    Akebi

  • プログラミング

    Akebi

夏の幻影 (acoustic mix)のジャケット写真

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    夏の幻影 (acoustic mix)

    Akebi

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