歌詞

腕は長く足は短い

顔はまんまるまるでお餅さ

鼻はレーズン、口はひじきで

黒ゴマのような

目の周りにはみたらし

僕の日常は命懸け　寝相の

悪いヤツらに朝から

揉みくちゃにされ

ヤツらはバタバタと

準備を済ませ出ていくんだ

もみくちゃにした僕をそのままに

朝からあぁ騒がしい

毎朝同じ事の繰り返し

ずーっと見てきたこの騒がしさ

呆れる気持ちと同じ分だけ

愛しいと思う

今日もそろそろ夜が来るのか

外を眺めて想いを馳せる

ご近所さんの、さんまの匂いに

胸が高なり夕食を待つ

ただいま帰りましたと

ヤツらの声がしたけど

ぼくはいつも通りの期待しない顔

あったか毛布にくるまり

ごろごろして

キッチンにいるヤツらにテレパシー

"僕のご飯は

まだまだまだだまだですか？"

ベットでワクワクワクして待つよ

別にお腹は空いたりしないけど

一緒に食卓を囲みたいよ

言わないけどね

夕暮れ家路を急ぐ野球帽

買い物帰り大荷物お姉さん

それぞれの家族の待つ家に

一日の思い出をお土産に

僕は窓からその景色眺めて

ソワソワする気持ちを胸に秘め

みんなで囲む食卓を想い

今夜も奴らの帰りまちぼうけ