

別に本格的なカメラを持ってるわけじゃない
最近のiPhoneは やたら優秀なもんだ
電車から見える景色なんてそっちのけに
見つめるフォルダ なんだか嫌気がさした
不意に見つけた 2年前の今日かな?
この時のキャップどこいったろう
やけになんだか 嬉しそうにしてんだなぁ
改札を抜ける
やっぱ 君じゃなきゃやだよ
何もかも 君が全てだった
赤い空も、変な銅像も
食べかけのラーメンも 君に見せるためだった
なんで さよならしたんだろう
ギリギリで 君の泣く声に
気づいたのに、気づかないように
電車に乗ったのはさぁ、なんでだろう
プリクラとかsnowとかあんまり好きじゃない
君の毛穴も全部 目に焼き付けてたかった
だけど今蘇る思い出は何故だか
やたらと綺麗に写るんだ 嫌になるよ
時間が経ったら 冷静になれるかなぁ
冷静じゃなくていい!
やっぱ 君が愛しいよ
いつだって 君で溢れてた
夢の国も、港のカフェも
苦手なホラー映画も 君に触れるためだった
だけど 君はいないだろう
いつからか 君の笑う声が
そこにあって当たり前と
偉そうに思ってたよ 嫌になるよ
やっぱ 君じゃなきゃやだよ
何もかも 君が全てだった
朝のおはようも、カメラロールも
夢中で書き殴った この曲でさえも
なんで さよならしたんだろう
ギリギリで 君の泣く声に
気づいたのに、気づかないように
電車に乗ったのはさぁ、なんでだろう
- Lyricist
Nakayama Daishi
- Composer
Nakayama Daishi

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