SeaSon Front Cover

Lyric

Hanaikada

AYUKA

花筏

別れを告げるかのように青過ぎる風が吹いていった

昨日までの冷たさが全部 嘘かのように

優しく差してる太陽の光を目一杯 浴びて

なんだか わからないまま 泣きたくなったんだ

一人 歩いた並木の通りに 君を見つけたような気がして

さよならさえ言わなかった なのに今更 何を

すれ違う人たちは皆 輝いて見えていた

僕だけがまだこの場所に取り残されているな

僅かに残った落ち葉が風に拐われる季節が 来る度 思い出す 心の音 くしゃくしゃと騒いで

出会いを知らせるような香りが漂っている街に

明日を見てる眼差しは燦々と煌めいてる

華やぐ空気が丸ごと人々を包み込んだ

ただ一人だけ僕のこと ぽつりと残したまま

振り向く君の柔らかい笑みが 遠く揺らぐ薄紅と重なる

どうしたいとかじゃないのにな

探してしまうよな

通り過ぎていく人たちの大きな大きな歩幅に

僕一人だけがいつまでもおいていかれているな

微かに香る花びらが空に舞い踊る季節が 来る度 過ぎるんだ 肩に降りた 桃色を払った

大切なモノからひとひらひとひらと散っていくように

行くあてもなく揺蕩っていくように

すれ違う人たちは皆輝いて見えていた

僕だけは今も同じ唄 君に宛てるわけじゃないのに

芽吹き色付いた世界が僕を悩ませる季節が来る度 溢れ出す 涙の跡 そこに君が映る

川面を行く 花びら 見送って

  • Lyricist

    Hiromu Suzuki

  • Composer

    Hiromu Suzuki

SeaSon Front Cover

Listen to Hanaikada by AYUKA

Streaming / Download

  • 1

    Souvenir

    AYUKA

  • 2

    Sanatorium

    AYUKA

  • 3

    Konoyoru o dakishimeruyouni

    AYUKA

  • 4

    Sa yonara.sayonara.sayonara.sayonara.sayonara

    AYUKA

  • 5

    Sonomiraini

    AYUKA

  • 6

    My Reason

    AYUKA

  • 7

    Blue star

    AYUKA

  • ⚫︎

    Hanaikada

    AYUKA

  • 9

    Utautai no shoujo

    AYUKA

  • 10

    Adam no rokkotu

    AYUKA

SeaSon アルバム解説

2020年、コロナ禍にアーティスト活動を開始し、7枚のシングルと1枚のミニアルバムをリリース。2021年には初のワンマンライブを成功させ、現在12ヶ月連続配信リリースが進行中のAYUKAが放つファーストフルアルバム。一対一の物語を壮大なギターオーケストラで彩った「Souvenir」、孤独と憂いを流麗なメロディとアコースティックサウンドに乗せて歌い上げる「花筏」、次作への期待を抱かせる激しく不穏な音像が印象的な「アダムの肋骨」など、これまでの作品の核となるギターサウンドを中心としながら、死生観を歌い上げるAYUKAの新たな一面が垣間見える10曲。プロデューサーにHIGH BONE MUSCLE 鈴木啓を迎えた意欲作。

Artist Profile

  • AYUKA

    2020年配信アプリBIGO LIVEで音楽を始める。 楽曲提供イベントで入賞し、2020年4月29日に1st single「コーディネート」でデビュー! 2020年9月2nd single「ふたり/FUTARI」配信リリース。 2020年11月14日3rd single「until You come to me」配信リリース。 2020年11月24日4th single「麦わらのキミへ〜Respect of ONE PIECE〜」は、iTunesランキング3位にランクイン! 2020年12月24日1st mini album「ERASE」タワレコ限定CD発売! 2021年3月26日5th single「ハナガサク」配信リリース。 2021年10月10日 1st mini albumに新曲Re:lifeを追加した「ERASE+1」配信リリース!

    Artist page


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