歌詞

閉ざされた街 荒れた海

浮かぶ小さな船を見ていた

誰に貶されても

彼らは迷いなく

誇らしく強くその帆を上げた

(順風満帆というけれど)

ゆるやかな水流に 身を任せていた

(判断基準は人任せ)

大事なものも流されて

たとえこのレールの先に何が待ってたっていいのさ

この"思い"は誰にも"囚"われない

私だけのものだから

ほら完全完璧全知全能じゃなくたって

変えられるわ

不揃い歪な一歩でも

新しい景色は開けるの

ねぇ不完全最低最悪な状況だって

打ち破って

小さなこの手で今まさに

嵐の海を越えてみせる

水平線のずっと向こうに

見えた幻 手を伸ばす

たとえ掴めなくても

青い空に 瞬きすら忘れた

すがりたくなる思い出

消えない傷 波間で揺れ

今日もまた

どうにか私は私でここにいるの

この感情感覚二律背反 嘘じゃない

そのどれもが

私を形作るのに 不可欠だったと笑えるように

さあ絶対絶命狂瀾怒濤の運命を

迎えに行こう

私はもう囚われない

恐いものはもうどこにもない

自由な鳥のように 遠く

大空を渡る願いよ

心の叫ぶまま

羽ばたいてゆけ

時に迷って立ち止まってもいいじゃん

そんなもんさ

傷ついて 傷だらけでそんな

優しい君へ贈る歌

誰だって最初から強くなんてない

大丈夫

いつか神ですら驚く

奇跡を君に魅せたい

完全完璧全知全能じゃなくたって

変えられるわ

不揃い歪な一歩でも

新しい景色は開けるの

ねぇ不完全最低最悪な状況だって

打ち破って

小さなこの手で 今まさに

嵐の海を越えてみせるから

越えてみせるから

越えてみせるから