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歌詞

R.I.P

Ryoooo97

その日の晩 訃報を聞いた

詰まる言葉 嘘と信じたい

看病してた伴侶の苦労を知った

安らかに眠ってくれよじいちゃん

いつも死は突然

親族の気は動転

歳を重ねると同時に

生きたくないのに増える葬式

きついよ本当 失意のどん底

そこには棺とお焼香

喪服で送る 目を瞑って合掌

平静装ってたけど潤んでたよ

気持ちの整理はまだ

俺の記憶では元気なまま

こうなった原因を探すことより

人生の先輩に敬意を払う

一同は焦燥感に駆られ

神妙な表情を浮かべていた

お坊さんは南無阿弥陀仏

俺はバース書きラップする

氷のように冷たかった体

添えた暖かで鮮やかな花

傍でばあちゃんが泣くのを見た

82年の生涯に幕を閉じた

この声は届くのかな

今までご苦労様

大変な時代もあっただろう

他の誰よりも頑張ったんだろ

昭和に平成に令和

俺なんかとは全然ちげーな

歴史が途絶えても後世に繋がり

敬いの気持ちをその姿に

その日の昼 火葬場へ

今にも起きてきそうな顔だね

まだ生きたいはず なぁ死神さん

そっちに連れてけなんて頼んじゃねぇ

誰が面倒見んの金魚とインコ

最後まで責任持って仕事しろ

儚くあっけない人の一生

緩んでく張ってた緊張の糸

もう少し会ってれば

もう少し一緒に笑ってれば

何か変わってたかもしれないね

申し訳️ねぇ 反省と懺悔

長年連れ添った仲でもやってくる別れ

離れ去ってくのも運命

この度はご愁傷様です

沈黙の中で祈りを捧げる

何枚かの写真を渡したよ

生前の姿に「あら良い顔」

毎日そばにいた大事な存在

いなくなればそりゃ寂しいだろうな

頬を伝う大量の涙

これまで注いだ愛情のサインだ

乾くのも待たず迎える明日を

感謝を伝えるありがとう

もう会えないからそりゃ悲しいさ

探したって意味無い 昇った魂は

天国へ旅立った者の分も1日1日全力で

たまに派手に転ぶ 完璧と呼ぶには早い

様々な場面に遭遇

死ぬつもりはないが必死なんだ

生かされている日々に感謝

  • 作詞

    Ryoooo97

  • 作曲

    Ryoooo97

  • ミキシングエンジニア

    wagomstudio

  • マスタリングエンジニア

    wagomstudio

  • ボーカル

    Ryoooo97

  • ラップ

    Ryoooo97

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