

走り出した夏が
軽やかに輝いた
汗ばんだ青い季節
儚さがくすんでいるみたいで
夢が覚めてしまえば
全てがなくなる様で
あの頃の記憶も匂いも
どこかに行きたい
あの焦燥感も
未来も
現実も
全てが嫌いで
嫌いで
それすら今は尊くて
こんなにも遠くに来ていたこと
気づけばあの頃と
何も変わっていなかった
広い海を見ていた
自分が小さくて
悩みさえ
波と共に消し去っていって
愛していたよ
いつかの約束もね
今でも覚えてるの
どこに向かえば
もう一度笑えるの?
あの頃の様に
走り出した夏が
遠くで手を振っていた
懐かしい水の音と
夕暮れの僕らの声だ
今が過ぎてしまえば
全てが過去になって
同じ様で少し違った
明日を僕は生きてゆく
だけなのに
どうしてこんなにも悲しいの
苦しいの
ただ生きているだけなのに
もう過去を見ても
変わらないこと
ここにいる僕は
何者なのかも分からなくて
広い空を見ていた
探した
僕だけにあるものを
広い世界の中で
帰る場所が
恋しくて懐かしくて
優しさに触れていたいよ
今を歌えば
変わるの?
自分が
全てが好きになれるの?
教えてよ
教えてよ
いくら泣き叫んだって
ここには誰もいなくなって
虚しさが募るばかりで
喜びも悲しみも
忘れてしまえば
楽になって風に乗って
苦しみよ空へ羽ばたけ
走り出した夏が
始まりを告げていた
行き場のない生ぬるい風が
涼しげな鈴の音で揺れる
夢が覚めてしまえば
全てが過去になって
少しだけ
晴れるような
そんなことを繰り返す僕は
新しい夏を
探している
繰り返す様に
彷徨う夏
- 作詞者
1.9.9.9
- 作曲者
1.9.9.9
- プロデューサー
1.9.9.9
- ボーカル
1.9.9.9

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Into the Summer
1.9.9.9
「Into the Summer」は、過ぎ去った夏の記憶と、今を生きる自分との間で揺れ動く心を描いた楽曲です。忘れたいのに忘れられない景色や匂い、あの頃の焦燥や希望。そのすべてを抱えながら、新しい夏を探して歩き続ける。そんな切なさと小さな希望を込めました。
アーティスト情報
1.9.9.9
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