Lyric

中身が見たくて何度も覗いた

揺らしたり叩いたりして気付けば壊れてしまった

おそろいの服着て違うところを隠していた

取り戻すことは出来ない1度見えてしまったから

複雑な回路に本当があるのなら

あなたにだけは見せないあなたにだけは見せたいな

呼吸胸のリズムに現実を感じなくなった音も色も不快だ不快だった

枯れたような満たされぬような吸って吐いて繰り返した無感情に

この気持ちが永遠じゃないってことはもうわかっているんだけど

それがぼくのすべてだったんだ

飛行船が反射して

解離した世界をみていた

祈る声も不完全だ

分かっていた救いはないことも

灰色の呼吸

飛行船が反射して

解離した世界をみていた

祈る声も不完全だ

分かっていた涙はでないことも

飛行船が二分する夕暮れををただ見ている

それは現実にはないけれど確かに存在した光景

見つめていたって物事は解決しない気がしたけれど

灰色の視界に比べてそれがよっぽど現実に感じられたから

あなたが諦めた世界で今日も汚れた息を吐いている

あの泥にまみれた生活の延長線は今も続いているから

月日が過ぎても言葉は上手くならないのだけれど

あなたに会えたなら話がしたいんだ

さよなら