Canary in Meのジャケット写真

歌詞

Lollipop Logic

SHIGURE

ストロベリーフレーバーで

今日も嘘をコーティング

「だいすき♡」の裏には いつも反対の気持ちがいるの

キャンディの包み紙 剥がせばバレちゃう秘密

あたしの気持ちって 本当に本物かな?

笑顔で飾ったセリフが

自分でもわからなくなる

甘く見られたくないのに

わざと甘くなっちゃうの

Lollipop Logic 溶けていくよ

この気持ち、嘘かほんとか

キラキラの中に隠した 苦いナニカが見えてくる

Lollipop Logic 止まらないよ

「すき」って言うたび曖昧で

言葉にならないまま 舐めてごまかしてた

チュッパチャプスにした恋 最後まで味わえない

「ごめんね」の代わりに 笑顔だけ残して逃げたの

本音を言うのが怖くて 嘘にくるんだ想いは

どれだけ積もれば 本物になれるのかな?

誰かに好かれるたびに

少しずつズレてく輪郭

この声、わたしのもの?

わかんない でも歌いたいの

Lollipop Logic はじけてくよ

カラフルなこの矛盾たち

「信じて」って笑うときほど 心は震えていたの

Lollipop Logic 甘えてたね

好きになってほしかっただけ

ホントもウソも混ぜた キャンディみたいな想い

本当のわたしってなに?

誰かに聞いてほしくて

嘘ばかり重ねたくせに

「わたしを見て」って願ってた

Lollipop Logic わたしの声

たとえ偽りのラッピングでも

その中にあるたったひとつ 確かな“好き”があるから

Lollipop Logic 信じていい?

飴玉がとけるその先で

嘘つきなわたしのまま ちゃんと誰かを愛せたらいいな

  • 作詞者

    T-yuk!

  • 作曲者

    T-yuk!

  • プロデューサー

    T-yuk!

  • ボーカル

    SHIGURE

Canary in Meのジャケット写真

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『Canary in Me』は、仮面の内側に潜む"わたし"の声をテーマにしたSHIGUREの2nd EP。
「#00000000(ゼロブラック)」で描かれた“無色透明”な存在から一歩進み、今作では“感情”を抱えながら社会の中で生きる少女像が描かれています。

主軸となる楽曲「Hello, Canary!」をはじめ、明るさと陰りが交錯する全5曲を収録。
"カナリア"という比喩を通じて、自分を守りながらも、心の奥で小さく叫ぶ“ほんとうの声”を探す姿が繊細に表現されています。

アーティスト情報

  • SHIGURE

    静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。

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