I wonderのジャケット写真

歌詞

City Stories

山田喜大

孤独を束にしたこの街を歩いてる

見分けのつかない人々にも人生が

そんなことも忘れて

投げやりに生きてゆく

肝心なことはいつも心が示してる

視線を逸らして生きてゆくんだ そこからは

そうしないと君も

堕落したと思われる

辟易と絶望し

ビルの隙間風が

今夜も身に刺さる

君に一つだけ伝えよう

必ず また、夜は明ける

何一つ信じてはならないこの街で

もし君が圧倒されることがあったなら

迷わず飛び込めよ

さすれば道はひらく

信じたいことだけをいつも人は信じてる

その為の争いは 今も、この瞬間も

人は寂しいね

何故ならば弱い

でも君は弱くはない

錆びついた心の鍵を

こじ開ける術が欲しいのなら

見たいものだけを見て

生きたいように

生きればいいのさ

その階段を駆けたどり着くのは屋上

油臭いネオン街を見渡せる

君が欲しがっていた

世界はこんなにも

ふやけていて、清々しい

夜は明け 朝になって

情けない自分に落ち込んで

それでいい そんな君は美しい

今、まさに掌握する

5秒前

この街に降り注ぐ

雨や雪、陽の光が

孤独を慰めながら

余裕の表情で

僕らを揺らしている

  • 作詞者

    山田喜大

  • 作曲者

    山田喜大

  • プロデューサー

    山田喜大

  • ボーカル

    山田喜大

  • バックグラウンドボーカル

    山田喜大

  • ソングライター

    山田喜大

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ピアノ弾き語りの音楽家・山田喜大による新たな物語が、ここに紡がれる——
『I Rise』に続く三部作の第二章、『I wonder』がついにリリース。

今作では、「夢と現実」「記憶と忘却」をめぐる静かな問いかけを軸に、過去に書かれた曲や映画・ドラマのための楽曲が新たな息吹を得て並びます。
収録曲「旅人(さすらい)」「City Stories」では都市の孤独とささやかな希望が交差し、「美しい君について」では映画『かわし』の主題歌として、人とのつながりの儚さを綴ります。YouTubeドラマ挿入歌「夢のなか」は、夢の中にしか触れられない感情を優しくすくい上げるような一曲。

ポップなサウンドアレンジを交えながらも、芯にあるのはあくまで“声”と“ピアノ”——
ふとした瞬間に心を深く揺らす、山田喜大の音楽の真骨頂がここにあります。

アーティスト情報

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