歌詞

ねぇ、聞いてくれる？

人間ってね

愛され方によって

星にも宝石にも

お人形みたいにもなるの

ねぇ、考えてもみて？

私の出逢ってきた人たち

あの人たちは、自分を見失っていた

こどもだったわたしは

訳が分からなかったの

なぜあの人たちがこんなにも

「自分」を手放しているのかって

それは

愛され方から変化したのだと

あとから聴いたわ

ねぇ、わたしたち人間って

そんなに弱い生きものかしら

強くなくてもいい

人を頼りにしてもいい

大切な人を悲しませなければ

ちょっとくらい、息抜きに出掛けてもいい

一人旅とかね

そんな時

「あなたはわたしの人生のなかで特別に大切な居場所です」って伝えて

安心させてあげるとか

そんな感じって、結構簡単なことじゃない？

悩まなくたっていいの

苦しまなくたっていいの

確認しすぎなくたっていいの

だって

「愛」はそこに、確かにあるから

不安に呑まれなくたっていいの

自信がないふりなんてしなくたっていいの

だってわたしたちは最高に美しくなれる

そう思わない？

鏡の前に立って

あなたは美しいわ

惑わされないで

「愛されたい」気持ちと向き合いすぎないで

だってあなたは、あなたを「愛している」

自信がなくたっていいの

自分を好きで居続けなくたっていいの

「愛が在る」って

きっとそういうことじゃない？

ただ、受け入れ合えたなら

自分を抱きしめられたなら

それってもう、十分に愛じゃない？

もし、それができなくなったときは

そっと自分を味わってみて

本を読んだときに自分から生まれる感情や

スペシャルな手料理を食べたときとかね

ちょっとした満足感が得られたとき

あなたは自分の頭をなでたくならない？

それはまるでこどもが褒められるように

もしもつかれはてて寝たい時は

自分を好きなだけ寝かせてあげて

必ず起きられるから

そんなちょっとしたことの積み重ねが

ある日、自分の形を創り上げる

その日が確かに来るはずだから

あなたのなかにある「愛」を信じて

あなたのなかにある「希望」を信じて

あなたのなかにある「あなた自身」を

信じてあげて

あなたは、美しいから