

「どうせ」だよ
もう終わらせてもいいや
強く生きれないし
少しずつ終わるような気がしているのに
明るく、眩しく、悲しい
そういうつもりじゃないからさ
私とあなた、書き続ける平行線
冗、言わせないでくれよ
溶ける日々 落ちる言葉の意思
何回でも色褪せる
その度に塗り直してる
汚く見えてしまったの
私、もうどうしようもない
悲しい
そういうつもりじゃないけどさ
私とあなた、泣き続ける環状
先行して歩かないでよ
隣合う、触れあえる距離には
もういないことに気づいてる
「何もかもが想定外だよ」って
言わせない 言わせない
全部、私と君の所為だ
悲しい
悲しい!
そういうつもりじゃないからさ
私とあなた、書き続ける平行線
冗、言わせないでくれよ
溶ける日々 落ちる言葉の意思
最終回を書き殴って終わりにしても
続く別の感情、宣言して失くさないでよ
私、まだ、共に描きたいの
- 作詞者
pleasehitme
- 作曲者
pleasehitme
- プロデューサー
チルレニカ
- ギター
チルレニカ
- ベースギター
チルレニカ
- ドラム
チルレニカ
- キーボード
チルレニカ
- ボーカル
チルレニカ

チルレニカ の“共同生作”を
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ストリーミング / ダウンロード
「生活は面倒で美しい」。そんな矛盾を抱えた日常を、詩と音に落とし込む作詞作曲・pleasehitmeと、ボーカル・Chikaの圧倒的な表現力が融合したバンド「チルレニカ」の1stミニアルバム『花の名は過去』がリリース。
劇団パレイド 第7回新人公演でも挿入歌として使用された「帰りたい」「共同生作」を含む、全4曲を収録。
1曲目「帰りたい」は、pleasehitmeとキーボーディスト・yujiのルーツであるschool food punishmentへのオマージュを込めたナンバー。「生活の中で感じる苦しさ」というバンドの根底にあるテーマを色濃く映し出す。歌詞はChikaの感情をもとに綴られ、「一人で生きれる私は、誰の所為にも出来ない私だ」という一節には、pleasehitmeがChikaに対して思っていたことが反映されている。
2曲目「ノスタルジアに殺されるんじゃない」は、過去の美しさと苦しさ、その両方を抱えて生きる人間を讃えるロックナンバー。リフレインされるyujiのピアノフレーズと、ベース・soraのうねるようなベースラインが印象的。ストレートな歌詞と、Chikaのパワフルな歌声が響く1曲。
3曲目「共同生作」は、「共に生きることは共に作ること」をテーマにしたアンダートーンの楽曲。「もう終わらせてもいいや」という一言から始まり、「もう全て面倒くさい」と「でも生きるしかない」の間で揺れる思いを、Chikaの歌声が繊細に描き出す。
4曲目「「歩きたい」は、pleasehitmeが母との死別をきっかけに書いた楽曲。一緒に歩きながら話すことができたら、という想像を起点に、喪失と対話の気持ちが綴られている。ギターとボーカルのみで始まる一番と、バンドサウンドが重なる二番の構成は、感情の開放と日常の美しさを表現している。