花の名は過去のジャケット写真

歌詞

歩きたい

チルレニカ

風が香り始めてる

心が動いてる

多分もう少しだね

寂しくなるね

夢なんてとっくに見る歳じゃないけどさ

その分増えたんだ、思い出すことが

肌寒さ消えない日々に慣れたから

私は君の、君のとこへ行く

懐かしさ消えない日々に寂しくなるから

君に会いに行こう

広がっていく世界で段々気づいてる

分かれたことと、分かり損ないを

知っていても知らなくてもどんどん動いてる

置いていかれそうな私を知らない

今吹いた風が、いつか私の心揺らすこと、

あなたにも知らない日々があること、

気付いても言わない綺麗な夜

まだ朝は来ないし、

「今」はまだ消えない、消えない、消えないよ

寂しくて優しい夜になったなら

一緒に歩こう、歩こうよ

  • 作詞者

    pleasehitme

  • 作曲者

    pleasehitme

  • プロデューサー

    チルレニカ

  • ギター

    チルレニカ

  • ベースギター

    チルレニカ

  • ドラム

    チルレニカ

  • キーボード

    チルレニカ

  • ボーカル

    チルレニカ

花の名は過去のジャケット写真

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「生活は面倒で美しい」。そんな矛盾を抱えた日常を、詩と音に落とし込む作詞作曲・pleasehitmeと、ボーカル・Chikaの圧倒的な表現力が融合したバンド「チルレニカ」の1stミニアルバム『花の名は過去』がリリース。
劇団パレイド 第7回新人公演でも挿入歌として使用された「帰りたい」「共同生作」を含む、全4曲を収録。

1曲目「帰りたい」は、pleasehitmeとキーボーディスト・yujiのルーツであるschool food punishmentへのオマージュを込めたナンバー。「生活の中で感じる苦しさ」というバンドの根底にあるテーマを色濃く映し出す。歌詞はChikaの感情をもとに綴られ、「一人で生きれる私は、誰の所為にも出来ない私だ」という一節には、pleasehitmeがChikaに対して思っていたことが反映されている。

2曲目「ノスタルジアに殺されるんじゃない」は、過去の美しさと苦しさ、その両方を抱えて生きる人間を讃えるロックナンバー。リフレインされるyujiのピアノフレーズと、ベース・soraのうねるようなベースラインが印象的。ストレートな歌詞と、Chikaのパワフルな歌声が響く1曲。

3曲目「共同生作」は、「共に生きることは共に作ること」をテーマにしたアンダートーンの楽曲。「もう終わらせてもいいや」という一言から始まり、「もう全て面倒くさい」と「でも生きるしかない」の間で揺れる思いを、Chikaの歌声が繊細に描き出す。

4曲目「「歩きたい」は、pleasehitmeが母との死別をきっかけに書いた楽曲。一緒に歩きながら話すことができたら、という想像を起点に、喪失と対話の気持ちが綴られている。ギターとボーカルのみで始まる一番と、バンドサウンドが重なる二番の構成は、感情の開放と日常の美しさを表現している。

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