酒場の馬鹿さのジャケット写真

歌詞

花飾り

日比康造

手を振る君を

なぜただ見ていたんだろう

冷えた手のひら

ポケットの中 握りしめる

ちぎれた落ち葉の

ささやき声

酔った時にだけ思い出すよ

真っ白袖なしワンピース

些細なことで笑い転げて

顔を埋めたカーディガン

匂いや手触り 暮らしの中で

前触れなくよみがえる

海岸近くの公園で

首にかけたレンゲの花飾り

オレンジ色の灯が

ゆらゆら揺れてる

消えそこなったタバコの光

すぐに消えたよ

消えたよ

少しも音を立てず

知らずに記憶は片付くけど

今なら何ができたのだろう

時間のことなど気にもせずに

あの日僕らが肩並べて

はしゃいだ夢など

拾い集める

いつもの帰り道

浮かんでは消える

面影の中に

幸せな君を祈る

また明日

歩く坂道

考え出すときりないけど

酔った時にだけ思い出すよ

顔を埋めたカーディガン

肩を並べた帰り道

レンゲの花飾り

  • 作詞

    日比康造

  • 作曲

    日比康造

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アーティスト情報

  • 日比康造

    1975年8月2日生まれ。東京出身。 3才からバイオリン、14才で手にしたギターによってブルース音楽と出会う。 19才でアメリカ・シカゴに渡り、ブルースを歌いながらヨーロッパ〜アラスカまで旅をする。 帰国後、シンガーソングライターとして株式会社イーライセンス(現・株式会社NexTone)と契約。都内各所でライブ活動をスタート。Cana sotte bosseへの歌詞提供や、mille baisersへ抒情詩を提供するなど、他アーティストとのコラボレーションも多数。 東京・銀座にある1917年創業の画材店「月光荘」や毎晩生演奏が響く「月のはなれ」、また絵の具工場に併設された「月光荘ファルベ」の代表。また雑誌の連載やコラムを担当するなど多方面で活動中。

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