「受精卵に生えた心臓であなたは確かに息をしていた
5ミリメートルの拍動……
こんな醜い世界にだってあなたは生まれようとしている
目的もなにも持たずに
あなたの産声は震えて白い壁に反響していた
産まれることを躊躇って
世界があなたを裏切ろうとわたしはあなたを裏切らない
忘れないでいて
なにもしなくたっていいから
偉くならなくてもいいから
ここで泣くだけでもいいから
生きてて 健やかに
この世界にようこそ」
かく言うあなたはぼくを置いてこの世から逃げていってしまった
きれいごとばかり遺して
理解されないことが増えた
世間とすれ違うようになった
あの日のあなたと同じく
誰を憎んでいたっていい
人に合わせられなくてもいい
せめてここにいてよ
生きる理由なんてないなら
はみ出しものも生きていいなら
あなたも生きていてほしかった
理由も目的も
この世界にいらない
- 作詞
西森シンタロヲ
- 作曲
西森シンタロヲ
僕はニンゲンになりたかった の“この世界にようこそ”を
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- ⚫︎
この世界にようこそ
僕はニンゲンになりたかった
E - 2
加害者の砂漠
僕はニンゲンになりたかった
- 3
ヒポコンデリー
僕はニンゲンになりたかった
- 4
鬱病患者と灰色の朝
僕はニンゲンになりたかった
- 5
醜作
僕はニンゲンになりたかった
- 6
吾輩は猫である
僕はニンゲンになりたかった
- 7
不正解
僕はニンゲンになりたかった
- 8
ハリボテ
僕はニンゲンになりたかった
- 9
グッドウィルハンティング
僕はニンゲンになりたかった
ひとりパンクロックバンド、「僕はニンゲンになりたかった」のファースト・ミニアルバム。
間違いだらけの一人のニンゲンが、それでも正しくあるために書き上げた7曲を収録。
「僕はニンゲンになりたかった」は、ヴォーカルとギターを務める西森シンタロヲによるソロ・プロジェクト。文学に影響を受けたメッセージ性の強い歌詞を武器に名古屋で活動中。反骨精神剥き出しの鋭利なギターサウンドと強度の高いメロディが特徴。
鬱病患者、機能不全家族で育ったアダルトチルドレン、親になりきれない大人たち……。
生きづらさを抱えるすべての人に向けて唄い続けている。
アーティスト情報
僕はニンゲンになりたかった
ボーカルとギターを担当する西森シンタロヲによるひとりパンクロックバンド。 文学に影響を受けたメッセージ性の強い歌詞を武器に活動中。 中学時代、母を自殺で亡くしたことをきっかけにギターを手に取る。 鬱病患者、機能不全家族で育ったアダルトチルドレン、親になりきれない大人たち…… 世間から取り残された疎外感に苦しむ人々のために歌う。
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