

僕はどん底で終わるだろう
同胞の空はそんな僕に構いやせずに
道行く人を真っ赤に染める(東京百景)
染まり切れないのは僕だけでズレていくんだ
巨大なスクリーンから流行りの歌が流れてる
見上げる人は疎で皆自分に夢中
君に笑われたい 僕がパプキンで君はリタで
僕が狂ってしまっても居てくれよ
居てくれよ
うるさい街明かりが 歩いてもついてくる
スポットライトはもう消えかけているのに
エンドロールには僕の名前はない
遺書ならもう何遍も書いた
始発待ちの君の横顔が
死ぬ前に思い出すシーンに
ならないことを祈ってる
今じゃないって祈ってる
僕はこれを書いたら死ぬだろう
愛想笑いが上手くなった僕を見られたくは無いよ
馴染めないの僕だけで まともを演じてる
本当のことは2人きりで話すよ
僕が覚えていることは
みんなちっとも覚えてはいないけど
僕が覚えてないことは
君が全部覚えてくれてるよね
電車に揺られる
君が暮らしていた街まで
どの切符を買えばいいのかわからなくて
1番高いのを買って
遠くまでいってこの話はお終いさ
ラストシーンの続きを見せてくれよ、東京百景
ラストシーンの
結末がバッドエンドで終わる映画に
名作はない
エンドロールには僕の名前はない
続きならもう何遍も考えた
始発待ちで君に似た娘を見た
さよなら、もし声をかけたなら
昨日までを許せるかな
昨日までを許せるかな
Can I call you? Cuz I wanna hear bad things from you again like back then
Can I call you? Cuz your voice makes even the hustle and bustle of the city endearing
My hysterical and dramatic performance has come to an end
Last but not least, I love everything! Please smile!
That's the end of my story
Ah
- 作詞者
花塚トシロウ, 酒井侑
- 作曲者
花塚トシロウ
- プロデューサー
花塚トシロウ
- レコーディングエンジニア
花塚トシロウ
- ミキシングエンジニア
花塚トシロウ
- マスタリングエンジニア
556km
- グラフィックデザイン
花塚トシロウ
- ギター
花塚トシロウ
- ベースギター
酒井侑
- ドラム
サマーガール・オリエ
- ボーカル
酒井侑, 花塚トシロウ
- バックグラウンドボーカル
カレン from アキレスと亀
- ソングライター
花塚トシロウ

KILL HIS HIM KILL の“東京”を
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- ⚫︎
東京
KILL HIS HIM KILL
今作はBa&Vo.酒井侑の詩を元に、Gt&Vo.花塚トシロウが作曲と作詞を担当。
花塚が暮らしている団地の彼の部屋で、彼自身の手により、録音からエンジニアリングまで行われた一曲。
軽快なギターのリフから始まる7分間の今作は、10年以上住んでいた東京を離れてから初めて書かれた曲である。
東京を離れて地元に戻ってきたことで、少しずつ俯瞰できるようになった東京という都市。そこに自身の想いや経験を乗せることで、叙景詩と叙情詩が織り混ざったような展開となっている。
ギターがこれでもかと重なり、サウンドはノイズでありながらもポップ、詩は混沌としながらもどこか諦めている。そんな一人の人間の一つのちっぽけなストーリーを歌った一曲。
またゲストコーラスにカレン from アキレスと亀
マスタリングにベッドルームポップミュージシャンである556kmが参加している。
アーティスト情報
KILL HIS HIM KILL
▼KILL HIS HIM KILL biography 2025.2月にGt&Vo.花塚トシロウと、Ba&Vo.酒井侑で結成。 同年5月現ドラマーのサマーガール・オリエが正式加入し、3ピースバンドとなり、 ライブ活動をスタート。 以降、地元であるいわきSONIC、東京のライブハウスを中心に活動中。
Voltech Records