喫水線 (feat. 可不)のジャケット写真

歌詞

喫水線 (feat. 可不)

ノ狐図書

夢の中だって僕は、

独りになれない。

なのに、こんな事になるなんて

思ってなかった。

そうやって、今もまだ。

自分から逃げ出して。

誰かに助けてもらうつもりのまんまで。

何百回も鳴らした音が、

成層圏を引き摺り出して。

人ひとりいない世界を飛び廻る。

いつか話した世界終末賛歌は、

全部嘘っぱちだった。

何も分かってなかった。

心臓が裏返り、外側が僕になる。

植物の萌動が、蹠にまで。

何千回も歌った歌が、

極東風に逆らいだして。

何もかも壊し尽くした爆鳴気。

何万回も叫んだ夜が、

色相環の外側だった。

口癖を独り抱えて死んでいく。

夢から覚める方法を、

もう自分で捨ててしまったから。

完全な死を諦めたあとで、

見えるものを探す。

  • 作詞

    ノ狐図書

  • 作曲

    ノ狐図書

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アーティスト情報

IZUNA Records

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