

夜の風が 耳元で 囁く
あなたの声が 今も 遠くて
都会の灯が 揺れる 窓辺で
ひとり 風を 聞いていた
残された コーヒーの 香りが
あの日の 笑顔 連れてくる
触れられない 距離のまま
名前だけが 胸を 叩く
都会の 夜風が 私を 包み込む
遠い あの声を 思い出して 震える
もう 戻れなくても ここにいるよ
月明りに 祈りを 重ねて
冷たい 手摺に 頬を つけて
少しだけ 時間を 止めた
すれ違った 季節の 記憶
まだ 胸の奥ほどけない
やさしささえも
今は 少し 痛いまま
都会の 夜風が 私を 包み込む
遠い あの声を 思い出して 震える
もう 戻れなくても ここにいるよ
月明りに 祈りを 重ねて
もしも あなたが この夜に 戻れたら
同じ 屋上で 手のひら 重ねていたかな
でも 今はただ 都会の 夜風が
涙を そっと 抱きしめるだけ
あなたを 想う この気持ち
月明りの下そっと 歌うよ
夜風に 溶けて あなたへ
また 会える その日まで 静かに 祈る
- 作詞者
mia
- 作曲者
mia
- プロデューサー
mia
- その他の楽器
mia

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- ⚫︎
君がいた夜
mia
失くしたはずの夜が、耳元でまだ響いている。
miaが贈る『君がいた夜』は、都会の夜を舞台にした、切ない記憶の物語。
透明感のあるエレクトリックピアノと、浮遊感のあるシンセパッドが織りなすサウンドスケープの上で、囁くような、それでいてエモーショナルな歌声が響く。Lo-fi HiphopやChill R&Bの質感を纏った、タイムレスなJ-Popがここに誕生した。
もう会えない「君」を想う、静かな祈り。
眠れない夜、窓の外の月明かりと共に、この一曲を。