discolorのジャケット写真

歌詞

Claire

陽裕

いつからか

そっと君の横顔に

拭えないほどの錆が

引き攣ってしまう頬

ざらつく裏側

寄る辺ない憂患だ

今はただ触れたくて

近付けば遠く思えて

悪戯な勘に浸かってしまうよ

どの手を握ればいい

濡れたレーヴル

宛をなくした未来像

雲の茹だった間に咲く黙

朝を前に去った香りのような

冷えた今日をまた

知ってしまわぬように

透けた手を呪って

左様なら

もう息も疚しい

傷痕がそっと

日々を慰めて

払えないほどの哀が

釣り合ってしまうの

甚だ恨めしい

遣る瀬ない黎明だ

溶け合った夜の意味だって

今となれば昏迷だ

ひとつずつ線が断たれてゆくことも

触れないままで

嘘を纏った環に咲く独

煙の中酔った光のような

淡い今日をまた

知ってしまわぬように

結末を祈って

左様なら

もう目を閉じたまま

掛け替えのない写真も

乱雑に塗りつぶされてゆく

勘違いに付き合っていたのなら

抱き寄せてよ

濡れたレーヴル

宛をなくした未来像

雲の茹だった間に咲く黙

朝を前に去った香りのような

冷えた今日をまた

知ってしまわぬように

透けた手を呪って

左様ならもう

忘れられない感覚に

まだ囚われている

嗚呼全て我儘だ

なんてわかってるよ

透けた手を握って

左様なら

もう息も疚しい

  • 作詞者

    陽裕

  • 作曲者

    陽裕

  • プロデューサー

    陽裕

  • ソングライター

    陽裕

  • アダプター

    陽裕

  • プログラミング

    陽裕

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