

[Verse 1]
八月の終わり 埃が踊る音楽室
君がギターを掻き鳴らす するどい音が響いた
ぼくは借りたままの ルーズリーフの隅に
君の背中と よく似た影をえがいていた
「このフレーズ、どこかで聴いたことない?」
君が指を止めて いたずらっぽくほほえむ
僕はただ「知らないな」と 視線を逸らした
本当は その音が僕の胸を ずっと叩いていたのに
[Chorus]
あの日、2016年の僕らが 半分ずつ分け合った
名前のない季節を そっと抱きしめていた
五ミリだけ空いた 指先の距離が
何よりも遠くて 何よりも愛おしかった
言葉にならない思いを 差し出す勇気もなくて
[Verse 2]
図書室の窓 隣り合う椅子の硬さ
教科書の余白に 小さな文字が並んでいく
「明日の予習、終わった?」 「あの曲の続き、聴かせて」
インクの匂いだけが 僕らの共通言語だった
君が書く「ねえ」の 少し震えた筆跡が
僕の臆病な毎日を 優しく揺らしていく
返さなきゃいけない 答えを探すのを
隠すように わざと別の話を繋いだ
[Chorus]
揺れる、2016年の影が 校舎の裏に伸びていく
二人だけの図面を 誰にも見せずに描いた
「永遠」なんて言葉 似合わない僕らだけど
このまま時間が 止まればいいと願った
夕暮れのチャイムが 不意に終わりを告げても
[Bridge]
卒業まで あといくつ ページをめくれるだろう
君の奏でる音が 少しずつ遠くなる
僕はまだ 渡せないままの気持ちをにぎりしめて
ただ 窓の外の入道雲を 見つめていた
思い出にしたくない 今を 手放したくないんだ
[Final Chorus]
響け、2016年の空へ 僕らがここにいた証を
大人になった君が いつか忘れてしまっても
あの紙の隅に 残した不器用な線は
嘘じゃなかったと 今の僕なら言えるから
「さよなら」の代わりに 新しい一歩を踏み出すよ
- 作詞者
ロイロ
- 作曲者
ロイロ
- プロデューサー
ロイロ
- レコーディングエンジニア
ロイロ
- ミキシングエンジニア
ロイロ
- ギター
ロイロ
- ベースギター
ロイロ
- ドラム
ロイロ
- その他の楽器
ロイロ

ロイロ の“2016年の行間”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
2016年の行間
ロイロ
「あの日の僕らに、まだ答えは出せない」――新曲『2016年の行間』を世界同時配信開始。
本作は、SNSで話題の「2016年リバイバル」をテーマに、高校時代の淡くも鋭い青春を描いた一曲。
キャッチーなギターリフから始まる導入部、そして「5ミリの距離」というもどかしい関係性を歌った切実なメロディが、聴く者の記憶を激しく揺さぶる。
国境を越え、失われた季節を惜しむすべての人へ贈る、新たな青春アンセムが誕生した。
アーティスト情報
ロイロ
https://www.tunecore.co.jp/artists?id=1077197
ロイロの他のリリース



