Lyric

君がいつも使ってた洗剤の

ボトルがポツンと置いてあった

本当は気付いていたんだけど

僕は今日もまた目を逸らす

僕の使ってる洗剤がきれた時

何度使ってしまおうと思ったことか

でも使ったら負けな気がして

使ったら君の匂いに包まれる気がして

忘れようとしてるのに

ふと君の匂いがする

大好きな香りだったはずなのに

なぜか

きっと君はわざと置いていったんだろ？

僕がこの匂いを嗅ぐ度に思い出すように

そして今日も明日もこれからもずっと

君の作戦に引っかかってあげるよ

そう思わせて

街の中を行き交う人々

たまに君と同じ匂いが混ざってて

いるはずのない君の姿を

背伸びをして探してまた歩き出して

忘れようとしてるのに

そんな事も出来なさそうで

君のいないこの日々が

苦しくて苦しくて

きっと君はわざといなくなったんだろ？

僕が君の呪縛から抜け出せなくなるように

そして今日も明日もこれからもずっと

君の作戦に引っかかってあげるよ

科学的には匂いと記憶は

密接に関係してるらしいけど

でもそんなんじゃなくて

説明出来ないけど

けど

きっと君はわざと置いていったんだろ？

僕がこの匂いを嗅ぐ度に思い出すように

そして今日も明日もこれからもずっと

君の作戦に引っかかってあげるよ

そう思わせて