病みカリブ/MARIYA VICEのジャケット写真

歌詞

既読つけて、踊って

MAGIC CHAOS LAB

通知ひとつで 体温上昇

違う名前なら すぐ興味ゼロ

見てないふりして 画面を伏せる

三秒後には また裏返す

待ち合わせには 遅れるくせに

返信だけは もっと遅いね

送信取消し 間に合わなくて

強がりまで 届いてしまった

「今なにしてる?」は重すぎるから

どうでもいいスタンプ ひとつ

会いたいなんて 書いてないけど

察してほしいは 書いてある

ねえ 青い印をつけるだけ

それだけなのに なぜできない

恋じゃなくても 構わないから

私の存在を 通過しないで

返事はいらない 存在を見て

今夜の私を 素通りしないで

平気な顔して 腰を揺らせば

消えたい気持ちも リズムになる

嫌いになっても 忘れないで

愛せないなら せめて覚えて

誰かの隣で 笑っていても

画面の向こうは 私を見て

見て 見ないで

でも忘れないで

来て 来ないで

でも置いていかないで

友達限定 君だけ公開

気づいてないなら 意味がない

偶然みたいに 上げた写真も

ほんとは全部 君宛てなの

深夜二時半 オンライン表示

誰と話してるか 答え合わせ

知らない方が 幸せなのに

知るまで眠れない 悪い癖

既読は愛情じゃないと知ってる

それでもゼロより ましでしょう

心の電波が 弱い夜ほど

通知の振動が 救命音

もう諦めると 決めた直後に

君のアイコンが 光ってしまう

たった一文字 それだけなのに

昨日の決意が 全部ほどける

返事はいらない 存在を見て

今夜の私を 透明にしないで

笑顔の写真を 増やすたびに

誰にも言えない 孤独が映る

嫌いになっても 忘れないで

愛せないなら せめて覚えて

朝になったら 消していいから

今だけ私を 画面に置いて

機内モードには できない感情

圏外なのに 探す接続

送って消して 書いて閉じて

プライドだけが 入力中

一分 十分 三十分

時間が延びるほど 盛れる妄想

「寝てた」の四文字 便利すぎ

こっちは一晩 起きてたのに

君の返信は 期間限定

期待するほど 精神不衛生

愛じゃなくても 反応して

無視より嘘の方が まだ綺麗

踊っていれば 寂しくないと

自分に言い聞かせてみる

音が止まれば 残るのは

送れなかった 本音だけ

一度だけでいい

今夜だけでいい

既読つけて、踊って

返事はいらない 存在を見て

上手な言葉も 約束もいらない

心が揺れる その一秒を

小さな印で 残してほしい

嫌いになっても 忘れないで

名前を消しても 覚えていて

朝焼けの中で 画面を閉じる

見てほしかったのは 私自身

見て 見ないで

でも忘れないで

来て 来ないで

でも置いていかないで

  • 作詞者

    MAGIC CHAOS LAB

  • 作曲者

    MAGIC CHAOS LAB

  • プロデューサー

    MAGIC CHAOS LAB

  • プログラミング

    MAGIC CHAOS LAB

病みカリブ/MARIYA VICEのジャケット写真

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MARIYA VICE、デビューアルバム『病みカリブ』。

地雷系カルチャーが抱える依存、嫉妬、未読、位置情報、元恋人への執着、ブロック解除の夜を、重いデンボウリズムとダークなラテン・サウンドへ落とし込んだ全10曲。

深いサブベース、乾いたパーカッション、哀愁を帯びたナイロンギターの上で、甘い囁き、感情的な歌声、冷静なラップが交錯する。南国の明るさだけを描くのではなく、湿った深夜のリゾート、古びた白い椅子、安い香水、消えない通知、朝焼け前の孤独を音楽として切り取った。

「パラダイスよりパラノイア」「私の涙は利息つき」「地図では近い、心は圏外」など、タイトルを連呼せず、会話の中へ残るキャッチーなフレーズを各曲に散りばめている。

夜の逃避から始まり、既読、嘘、位置情報、情緒の揺れを通過し、最後は自分自身へ帰っていく。一夜の物語として構成された、地雷系レゲトン・アルバム。

Produced by MAGIC CHAOS LAB.

アーティスト情報

  • MAGIC CHAOS LAB

    MAGIC CHAOS LAB(マジック・カオス・ラボ)は、 ヴィジュアル系・アイドル・ホラー・ギャグを融合させた、 ジャンルの枠を破壊する音楽プロジェクト。 可愛いのに狂気、笑えるのに切ない、 軽やかに聴けるのにどこか危険。 その矛盾と中毒性を武器に、 一度触れたら抜け出せない“カオスな世界”を創り出す。 楽曲は単なる音楽にとどまらず、 映像、キャラクター、ストーリーと連動し、 ひとつの“体験”として展開される。 予測不能な展開、耳に残るフレーズ、 そして思わず笑ってしまうほどの振り切れた発想。 それらすべてを混ぜ合わせ、 新しいエンターテインメントへと昇華する。 TikTok、YouTubeを中心に拡張を続け、 “音楽を聴く”という行為そのものを更新していく存在。 これはただのアーティストではない。 MAGIC CHAOS LAB(マジック・カオス・ラボ)という現象である。

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