病みカリブ/MARIYA VICEのジャケット写真

歌詞

朝焼けにログアウト

MAGIC CHAOS LAB

夜が終わる音は

思ったより静かだった

通知を切って

カーテンを開ける

知らない朝が

そこにいた

午前五時前 白む窓辺

眠れないまま 朝を待ってた

伏せたスマホは もう光らない

それでも胸だけ 少し騒いだ

何度も見返した 最後の会話

答えのないまま 色褪せていく

あの日の言葉を 並べ替えても

別の未来には ならなかった

楽園みたいな 夜を探して

傷つくたびに 踊っていた

笑った写真は 残っているけど

あの時の私に 戻りたくない

消したいわけじゃ ないんだと思う

ただ遠くへ 置いていきたい

好きだったことも 間違いじゃない

間違えたままで 終われるから

君を閉じて 朝を開く

夜の続きを ここで止める

忘れるために 消すんじゃなくて

私の時間を 返してもらう

常夏ブルーを 脱ぎ捨てながら

冷たい床を 素足で歩く

さよならよりも 静かな顔で

私は私へ ログインする

No more waiting

No more checking

光る画面より

朝を見てる

位置情報も ブロックも解除も

今では少し 遠い出来事

泣いた夜ほど 覚えているのに

痛みの形は 変わっていった

あなたを嫌えば 楽だったかな

そんな考えも もう古くなる

許すつもりも 戻るつもりも

ないまま朝へ 進めばいい

ロザリオひとつ テーブルに置いて

厚底の靴を 玄関に揃える

誰かに見せる 私じゃなくて

誰も見てない 私を選ぶ

見てほしかった 存在全部

今なら少し 分かる気がする

あなたじゃなくて 私自身に

気づいてほしかった だけだった

君を閉じて 朝を開く

夜の続きを ここで止める

愛されたことを 証明しなくても

私の価値は 消えたりしない

常夏ブルーを 抱えたままで

新しい色を 探しに行く

さよならよりも 確かな足で

私は私へ 戻っていく

未読

既読

通知

削除

全部心の

外側のこと

会えない夜に

削った自信

返してくれる人は

もう待たない

恋は手荷物

重量オーバー

降ろした途端に

軽くなる朝

忘れなくていい

戻らなきゃいい

痛みも連れて

先へ行けばいい

あの夜の海も

安い香水も

嘘ではなかった

ただ続かなかった

失くしたものを

数える代わりに

残った私を

抱きしめてみる

朝焼けにログアウト

君を閉じて 朝を開く

終わった夜に 鍵をかける

忘れるために 生きるんじゃなく

次の私を 迎えに行く

常夏ブルーが 薄れていって

窓から本当の 光が入る

誰かの画面に 映らなくても

私はここで ちゃんと生きてる

君を閉じて 朝を開く

もう振り返らず 歩いていける

パラダイスより パラノイアだった

あの夜も今では 遠い歌になる

通知を切って

カーテンを開ける

君の世界から

静かに出る

そして私に

おはようと言う

  • 作詞者

    MAGIC CHAOS LAB

  • 作曲者

    MAGIC CHAOS LAB

  • プロデューサー

    MAGIC CHAOS LAB

  • プログラミング

    MAGIC CHAOS LAB

病みカリブ/MARIYA VICEのジャケット写真

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MARIYA VICE、デビューアルバム『病みカリブ』。

地雷系カルチャーが抱える依存、嫉妬、未読、位置情報、元恋人への執着、ブロック解除の夜を、重いデンボウリズムとダークなラテン・サウンドへ落とし込んだ全10曲。

深いサブベース、乾いたパーカッション、哀愁を帯びたナイロンギターの上で、甘い囁き、感情的な歌声、冷静なラップが交錯する。南国の明るさだけを描くのではなく、湿った深夜のリゾート、古びた白い椅子、安い香水、消えない通知、朝焼け前の孤独を音楽として切り取った。

「パラダイスよりパラノイア」「私の涙は利息つき」「地図では近い、心は圏外」など、タイトルを連呼せず、会話の中へ残るキャッチーなフレーズを各曲に散りばめている。

夜の逃避から始まり、既読、嘘、位置情報、情緒の揺れを通過し、最後は自分自身へ帰っていく。一夜の物語として構成された、地雷系レゲトン・アルバム。

Produced by MAGIC CHAOS LAB.

アーティスト情報

  • MAGIC CHAOS LAB

    MAGIC CHAOS LAB(マジック・カオス・ラボ)は、 ヴィジュアル系・アイドル・ホラー・ギャグを融合させた、 ジャンルの枠を破壊する音楽プロジェクト。 可愛いのに狂気、笑えるのに切ない、 軽やかに聴けるのにどこか危険。 その矛盾と中毒性を武器に、 一度触れたら抜け出せない“カオスな世界”を創り出す。 楽曲は単なる音楽にとどまらず、 映像、キャラクター、ストーリーと連動し、 ひとつの“体験”として展開される。 予測不能な展開、耳に残るフレーズ、 そして思わず笑ってしまうほどの振り切れた発想。 それらすべてを混ぜ合わせ、 新しいエンターテインメントへと昇華する。 TikTok、YouTubeを中心に拡張を続け、 “音楽を聴く”という行為そのものを更新していく存在。 これはただのアーティストではない。 MAGIC CHAOS LAB(マジック・カオス・ラボ)という現象である。

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