歌詞

静かに雨が

降り始めた

「空が泣いてるね」と

寂しそうにこぼした

君の心も

最近どうやら

雨模様で

曇ってどんよりしてるね

僕は側にいるから

君に傘をさしてあげるよ

雨が止む頃には

晴れた空に虹がかかるから

今はそっと傘の中から

ぼやけた外を眺めていればいい

雫がつたう

窓の向こうを

過ぎてく電車の影

霞む夜は知らない街

眠りにつく頃

会いたいと呟く

くぐもる声に

部屋を飛び出していた

僕はどんな遠くでも

君に傘をさしにゆくから

雨が降り続いて

傘が壊れてしまっても

僕が両手で君を受け止めるから

独りその頬　濡らさないで

雨が止んだ後は

晴れた君の顔を見せて

今は僕の腕の中で

雨音に隠れながら泣けばいい