signal

大学で結成。好きなことを好きにやりゃいい。
社会人になってからますますバンドに燃え、加速度がついてきた九州は佐賀県発（在住）、
傷だらけのまま転がり続けるスリーピースロックバンド。
2020年コロナ禍に九州中のロックバンドを集め九州外からもゲストを呼び、
秘めたる衝動を各々がぶちまける最高フリーイベント『POINT』を仲間と開催。
感じたままに、らしくあれ。ってことを紆余曲折な人生、生活、暮らし、を送りながら、社会人やりながら。
地元佐賀県でのライブ、東京・福岡でのイベントにもスケジュール調整が利く限り出演。
パーティーが終わるまで、もっというならば夜が明けるまで、記憶が無くなるまでフロアに残る。
一番最後まで呑んだくれる。忘れたい夜も多々。
幾度となく夜を使い果たしながら、日頃の仕事・平日・日常と向き合い、未だ忘れられない夜を求めて活動中。
その日しかない瞬間を浴び、体感することで前を向いてきたロックバンドが鳴らすんだから、最高に決まっている。

2025年１月～録り溜めたストックしてきた楽曲を立て続けにデジタルリリース、その第３弾。
時が、来た。

以下、今作[signal]に込めたギターボーカル矢野の想いを載せておく。
ライブを見たり音源を聴いたりして感動というか奮い立つ時のあの感じ。特に音楽だけではなく、他の芸術と呼ばれているものだけではなく、何ならそんな厳かなものばかりでもなく、日常で活力が産まれる瞬間。
その時「心が鳴っている」と感じる。「高鳴る」という言葉があるように本当に何か”鳴っている”気がする。我々は大事なことを忘れてしまうし大事なものから手を放してしまうこともある。しかし、その度に思い出したり、取り戻せる瞬間も多い。
大切なものを忘れていたり取り戻すきっかけとなる信号みたいなものがあればいいし、人にはそれぞれあるのだと思う。

ただ、自らその信号や合図みたいなものを出さなきゃ何も起こらないかもしれない。意外と簡単であと一歩踏み出すだけ、手を伸ばすだけで届くかもしれないからそういう勇気を忘れたくないね。
って感じのメンタルで曲を作りました。
なので間奏で心の高鳴りを過剰に表現した不思議な展開になっていますが、結構お気に入りのとこです。