8月の暮れ頃
日の入りの早さに焦り出した
まだまだ胸の恋心
西の空を知らなくて
あなたが風まかせに
夏と共に消えてしまわぬように
胸の熱を両手にうつし
祭りの宵へと手を引く
花火が空に舞い見惚れて
散りゆく様が怖くて
思わずあなたを見た時
貴方も私を見た
熱い頬を伝う夜風
夏の終わりを伝えてる
あなたを想うだけ
夜空はまた染まってく
確かな色を目に映し
あなたは明日へ目を向ける
私は夏に焦がれながら
その姿に凍える
花火がまた上がる、今は
散らずにそのままで
一瞬だけのこの夜も
あなたと共に散れるなら
線香花火の灯りさえ
少しも淡く感じない
提灯灯も消えゆく
肌を刺すような夏の終わり
引いた手の力が弱まる
凍るような冷たさで
熱い頬を伝う夜風
恋を残して去っていく
あなたに告げたんだ
私といてほしいと
確かに伝え、尽きた言葉
あなたは顔を逸らしてた
それでも前を向く私の
手を引いて笑ったんだ。
花火が散ってゆく空へ
あなたと消えていく
8月の暮れ頃
日の入りを2人眺めていた
暮れゆく夏の恋心
あなたと秋へと向かう。
- 作詞
真和
- 作曲
真和
- レコーディングエンジニア
Oval Studios 吉田
- ミキシングエンジニア
Oval Studios 吉田
- マスタリングエンジニア
Oval Studios 吉田
- ボーカル
真和
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夏火
真和
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