Lyric

途切れた飛行機雲の行方が胸につかえている

薄暮れの匂いのせいか

どこかであの曲の様な綺麗な花火が枯れて

君の温かさを持て余すから

振り向き笑うのはいつも

鮮やかな色が僕に向けられた時に

君がまだ死なないことが怖くなって

彼等に追いつけなくなる前に

どうせまたあの曲の様な花火が枯れて

君の温かさを持て余してしまうから

僕はもう、もういいよ

借り物の感性とか

紛い物の感傷だけしか残らないよ

君はほらあの曲の様な

透き通るいくつもの簡単な言葉の羅列で

抜け殻を突き放し

一人で先を歩いていいからさ

もういいよ

もういいよ

もういいんだよ