ZEF

XXVIIIへと数字を進めていくジャケット。
ISMの36ヶ月連続リリースは止まる事なく28弾目と到達し、今回の楽曲タイトルは『ZEF』である。
「現実世界が富豪ではなく、たとえ貧しくてもクールに、粋に生きる」意味合いが込められた"呪文"と成る1曲が『ZEF』だと語る。
上記にあるよう、「粋に生きるサムライ」「貧しくいながら」と云うリリックが織り交ぜられている。
「この曲を何故このタイミングにリリースしたかと云う事も明確であるが其れは決して難しいモノでは無いから見つけるのも面白い」と、どうやら何かとスパイスの効いた"呪文"であるらしい。
"ヒップホップ"と胸を張る力強いサウンドに乗せた彼のラップには昨年、同時期にリリースした鬼才ある『鬼火』とはまた違うアプローチの中、変幻自在のフロウと進化を彩る。
世界や人に与えるモノ、得るモノ、そのフィルターを通して見た世界はディストピアなのか、はたまたユートピアなのか。
『ZEF』を耳に通し、直面する脅威に怯まず是非とも其々のユートピアを築き上げてほしい。