

騙して 殺して
偽るその様相は
偽善と 疑念の
取るに足らない日々だ
孤独と 希望が
ひしめくこの部屋は
歪んだ 生活
夜明けをただ待っていた
沈んで 沈んで
成れの果て目が覚めた
辟易と 焦燥が
音を立てて忍び寄る
必要な 算段は
まだ立てられちゃいないよ
亡人が 囁く
君は主役じゃないよ
汗ばんだTシャツと
鳴り止まぬ耳鳴りで
追いかけたものは何?
僕を待つ蒼き日々
これで最期だ
影を追っても僕は
いないよ
夏のあの日に
泣き果てたのは最期の
皮肉だ
揺れるとがる思考が止まる
鼓動が早まる
酒瓶で殴った赤く黒く濁った血は
噴き出した
慟哭の後には何も残らない
流した 流された血と信頼と
心外なんてほざくな
切り取られた日常が意味もなく費えても
それでも縋ってしまうのが人間様
すがりとがりへりくだりのらりくらり
死ぬ間際に
遺す言葉なんて無い
これで最期だ 影を追っても僕は
いないよ
破り捨てた 日々の中で僕は
荒むだけ
これで最期だ もし出逢えたら月の裏へ
これで最期の 生きた証を僕は
歌うよ
- Lyricist
shiono matoi
- Composer
shiono matoi

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