空木のジャケット写真

歌詞

空木

卯月

暖かい春の日だった

しょうもない書き出しみたいな

咲き出した桜のピンクは

どうもしっくりこないな

大体の話は卒無く

案外あっけない結末

あやふやに打ち切るよりは

まだマシなのかな

本当は大きかったのに

いつのまにか小さくなってしまったこと

秘密だから

秘密を守ってね

いつか聴こえなくなっても

私の春はまた来るよ

何にもない昨日も今日も

白い花に変えるから

いつか聴こえなくなっても

私の春を待っていてね

私が愛した君は

ずっと大丈夫

眠れない歌の予感

夢から呼ばれる瞬間

月が見えなくなっても

私を忘れないで

本当は真っ白だったのに

気づいたら真っ黒になってしまったこと

秘密だから

秘密にしたかった

いつか思い出せなくなっても

私の春はまた来るよ

何もない今日も明日も

白い花に変えるから

いつか思い出せなくなっても

私の春を待っててね

君が愛した私は

ずっと大丈夫

全部作り物なこと

ずっと空っぽなこと

夏が好きになったこと

秘密はいつか溶ける

いつか聴こえなくなるのは

君が耳を塞いだから

振り返らないでいいよ

ただ左肩に手を置いて

いつか聴こえなくなっても

私の春はまた来るよ

何にもないきっとこれからも

しょうがないって思うから

いつか聴こえなくなっても

私の春を待っててね

私が愛した君は

ずっと大丈夫

せめて大丈夫って言わなくちゃ

  • 作詞

    卯月

  • 作曲

    JoN

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