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歌詞

夏影

nous

君がいなくなった夏街に

夕方5時のチャイムが鳴る

せつない音色と鮮やかなオレンジ

肌を舐めるような夏風は

体温より少しぬるくて

手持ち無沙汰な半袖が空を切った

いつの間にか愛することに怯えていた

気づいていた 僕は君を追いかけていた

自分の影を踏んでいた

笑い声響く港街のサンセット

その目に浮かべた涙の訳を教えてよ

ひとりでいなきゃ意味がないと思っていた

今僕が欲しいものはなんだろう?

君がいなくなった夏街に

夕方5時のチャイムが鳴る

切ない音色と鮮やかなオレンジ

声にならない声を抱えて

泡になって波がさらって

陽炎が揺れている

気づいたら いつの間にか

こんなところまで 来てしまったな

時間がないな胸が苦しいな

ここはどこだ?

自分の影を踏んでいた

笑い声響く港街のサンセット

その目に浮かべた涙の訳を教えてよ

ひとりでいなきゃ意味がないと思っていた

今僕が欲しいものはただひとつ

もっと伸びやかに

この風を切るように

命をしなやかに

あなたのもとへと

夏、影がひとつ

君がいない季節

僕が死んでゆく

このまま溺れていく

  • 作詞者

    タカハシナオキ

  • 作曲者

    タカハシナオキ

  • プロデューサー

    タカハシナオキ

  • ギター

    タカハシナオキ

  • ボーカル

    タカハシナオキ

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"だれかの居場所となり、文化となる"ことを掲げ、2024年より活動するnousの1st album。

自主レーベル"Dischool club"からドロップされるこのアルバムは、nousの活動初年度の集大成とも言える仕上がりになっている。 

nousのエッセンスである00年代邦楽ロックのアプローチを感じられる「誓い」「異国の街」や、UKやインディーの香りを感じる「Sunday After School」「who are you?」などに加え、「夏影」「なもない花」「夜を灯す」などシューゲイズやドリームポップに通底する楽曲も収録。
ジャンルを横断しながらも、最終的にどれもがnousらしい味わいを感じられる楽曲に仕上がった。

そしてヴォーカルであるタカハシナオキが、イギリス滞在時に感じたことを土台に作られた詩世界にもどうか注目して欲しい。

この1枚がみなさんにとってのお守りのような存在にならんことを。

アーティスト情報

  • nous

    「文化をつくり、居場所をつくる」 をテーマとしタカハシナオキによる音楽プロジェクト。 00年代邦楽ロック・近現代のUKロックの文脈を下敷きにした楽曲群が特徴。vo.タカハシは楽曲制作のみならずクリエイティブディレクションなど、アーティストに関わる全ての制作に携わっている。 その抒情性のある歌詞とソリッドなサウンドは、 リスナーの感情の起伏に寄り添いながら共に生き、共に悩むことを標榜する、バンドの目指す姿そのものを体現している。 音楽を媒介にし、同じ悩みや感情を持つ仲間が集う。 それはその人のとっての居場所となり、その集いはやがて文化となる。それがたとえマイナーで小さなものでも、 そこには必ず、救われる誰かがいる。

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Dischool club

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