

誇りにしたい夢の欠片
塵取りでまとめて捨てられた
埃まみれの夢の欠片
くしゃみと溜息が一つずつ
才能 努力 執念を
寄せ集めたガラクタの箱
今じゃそれも空っぽなのかな
そうなのかな
風のゆくまま歩いてみよう
肩の力を抜いてみろよ
どうせ気づけば変わりゆくさ
頑なに張ってどうするの?
波に乗るまま流れましょ
曲がる背筋もそのままにさ
どうせいつかは終わる体
苦も楽も為すがまま
通りゆくよ
誇りにしたい夢の欠片
掴みどころなく霧の中
埃まみれの夢の欠片
白く揺らいでる靄の中
砂を噛めば 血が滴り
腕はだらり 手足は棒に
鉄を叩け 熱いうちに
熱が過ぎる前に
焦る心慣らしていこう
逸る息を止めてみろよ
どうせ次には吸って吐くさ
呼吸は絶えず続くでしょう
涙堪えず流しましょ
哀しみ埋めず種にしてさ
明日には明日の不安だ
ほっときゃ勝手に芽が出てくるだろ
目を凝らせば 石は鋼に
雨は唄に 風は翼に
どうせ気づけば変わりゆくさ
頑なに張ってどうなるの?
目を凝らせば 石は鋼に
雨は唄に 風は翼に
どうせいつかは終わる体
苦も楽も為すがまま
続けていこう
- 作詞者
げんぶ
- 作曲者
げんぶ
- ミキシングエンジニア
げんぶ
- マスタリングエンジニア
げんぶ
- ギター
げんぶ

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風の錬金術師 (feat. 可不)
げんぶ
アーティスト情報
げんぶ
2019年に、「クライムボーイ」でボカロPデビュー。初期は初音ミクを筆頭に、オルタナティブ・ロックをメインとしたバンドサウンドの曲を書き上げる。その後、2ndアルバムの「Mariana」を機に、シンセサイザーやサンプリング音源を活用する電子音楽を同時に取り入れ始め、自身の表現力を広める活動に入る。 メロディアスで転がるような可愛らしい音並べを現在の主軸に置きつつも、現代社会におけるやるせなさや青年期の苦悩を誤魔化さずに綴った歌詞を合わせる。 時には辛辣で、時にはシニカル。しかし、真摯に伝える意思はずっと変わらない。 そのアンバランスさを残しながらも、聴く側に何かを投げかけるスタンスを維持し続けている。
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