クリスマスが始まる前に終わってしまった約束のジャケット写真

歌詞

五里霧中にさす光

アクルナ

五里霧中の道を歩いて

息をひそめて 雲を踏む

目覚めの手前で 君が揺れて

頬をなでる 光の雫

夢か現か 境目の水面

触れたなら 名前が波紋になる

光のあなたを見つけた朝

薄明の空が 胸に落ちる

喜びが芽吹き 希望が息をする

安らぎの海で 夢が目覚める

霧の花びらが 心を包む

まぶたの裏で 君が微笑む

夜風の手紙が カーテンを鳴らし

遠い星座を 部屋へ運ぶ

夢の粒子が 呼吸に溶けて

昨日の痛みを そっと眠らす

忘れかけてた 未来の音階

ほどいた糸で 朝を縫う

光のあなたは ここにいる

半分は夢で 半分は現実

触れられぬ優しさ 心を溶かす

新しい光が 僕を呼ぶ

窓辺の白が 時をとかし

鳥の声が 夜を終わらせる

もし世界が 消えてもいいなら

最後の瞬間に 手を重ねる

悲しみは 朝の風に預けて

残ったぬくもりで 未来を灯す

光のあなたを見つけた朝

五里霧中の中で 命が目覚める

喜びは頬を 希望は空を

癒しと安らぎが 夢を染める

薄荷色の風を カップに注ぎ

ゆっくりと 今日が始まる

まぶたの奥で 君が笑う

  • 作詞者

    アクルナ

  • 作曲者

    アクルナ

  • プロデューサー

    アクルナ

  • ボーカル

    アクルナ

クリスマスが始まる前に終わってしまった約束のジャケット写真

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街が少しずつクリスマスの気配をまとい始める頃、
静かに終わってしまった約束があった――。

「クリスマスが始まる前に終わってしまった約束」 は、
ひとつの別れを軸にしながらも、
さまざまなかたちの恋を描いた楽曲を収録したアルバムです。

すれ違い、後悔、忘れられない想い。
一方で、ぬくもりや確かな愛を感じる瞬間もある。
切なさだけで終わらない、恋の始まりから終わりまでを
多彩なメロディと情景で紡ぎました。

冬の夜に一人で聴く時間にも、
誰かを思い浮かべながら聴く時間にも寄り添う一枚。
それぞれの恋の記憶に、そっと重なるアルバムです。

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