

スクロールする指が ふと止まった写真
色褪せたタイムスタンプは あの夏の夜
ブレた月明かりと 僕ら二人の影
忘れたはずのメロディと匂いが 流れ出す
錆びたフェンスを 越えた真夜中
君と僕だけ 学校のプールに足をつけて
二人で見合わせた笑顔と ゆっくりの時間
月明かりを揺らす水面に溶けていくようだった
はしゃいで立てた 水しぶき
濡れた髪を気にする君の横顔
不意に訪れた 熱を帯びた沈黙
僕が言った 「好きかも…」
君は ただ黙って 水面を見てた
答えを探していたような瞳の奥
何を見ていたんだろう
揺れる波紋だけが広がった
ちゃんと聞いて上げれば良かった…
聞いてはいけないと尻込みした…
それを耳にしたのは 幾つもの夏が
過ぎてからだった…
水面に映る月のように 届きそうで届かない
幼すぎた… その想いの理由も分からずに
言葉に詰まった沈黙が 二人の距離を決めてしまった
甘い痛みを残して 夏の夜は更けていった
もしも あの時 君のその手を
強く引くことが できていたとしたら
僕らは違う今を 生きていたのかな…
甘い痛みが 波紋のように繰り返す
水面に映る月のように 触れられそうで触れられなかった
幼すぎた… その想いの重さも知らずに
ただ黙って 朝が来るのを 怖がっていただけだった
甘い痛みを残して 夏の夜が明けていった
今 君はどこかの街で
この月を見てるかな…
心に流れる 甘い痛みのメロディーに乗せて…
君が幸せでいて… と
そっと 願う
君が幸せでいて… と
そっと 願う
- 作詞者
a.T
- 作曲者
a.T
- プロデューサー
a.T
- 共同プロデューサー
ブレイブ
- シンセサイザー
ブレイブ
- ボーカル
a.T

a.T の“あの夏の甘い痛みのメロディー (Country ballad_ver.1)”を
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あの夏の甘い痛みのメロディー (Country ballad_ver.1)
a.T
アーティスト情報
a.T
[アーティスト「a.T」とは] 物語を紡ぐ、癒やしの音楽。 アーティスト「a.T」は、風の音や木々のささやき、夕暮れの空の色といった日常の中にある 儚くも美しい情景、そして、愛おしい人への感謝や別れの悲しみといった人生における 心の機微を、繊細なサウンドスケープで描き出す音楽家です。 聴く人の心に寄り添い、日々のサウンドトラックとなるような、どこか懐かしくて温かい インストゥルメンタルや歌唱楽曲の制作を心掛けています。 [音楽の原点] そのルーツは、幼少期からジャンルを問わず音楽に親しんできた経験にあります。 特に、小学校高学年でボーイソプラノの才能を見出され、女子生徒ばかり50人ほどの合唱部に 男子一人で参加した経験は、声とメロディが持つ純粋な美しさと、感情を伝える力を深く心に 刻みつけるものとなりました。 「いつか自らの手で音楽を創作したい」という想いは、この頃から抱き続けていたものです。 [現代の音楽家として] a.Tの創作における最大の特徴は、AIをまるで絵筆や楽器のように駆使し、頭の中にある 漠然としたイメージを具体的な音の風景へと昇華させる独自のスタイルにあります。 しかし、そのプロセスは決して容易なものではありません。 思い描く歌声、奏でたい音の響きを追求するために、結果的に生成される楽曲の 5〜6割は世に出すことなく破棄されます。 この厳格なキュレーションを経て選び抜かれた楽曲だけが、リスナーの元へと届けられるのです。 [届けたい想い] そうして生み出された一曲一曲が、聴いてくれた誰かの心に届き、 日常の小さな慰めや、眠れない夜の癒やしになること。 それが、a.Tが音楽を創り続ける最大の理由です。 あなたの物語に、そっと寄り添えますように。
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