Lyric

電車の車窓から見える 夕日のグラデーション

その視界を遮るビルのダンジョン

人間の造った物は 何時だって僕と自然の間に立ちはだかる

ヘッドフォンから薄っすら聴こえるBeatles

その音を邪魔する Egoistic Persons

自分勝手の集合体は迷惑を越えて 個人の小さな幸せを奪う

そして僕といえば そびえ建つマンションに帰り

遊び疲れた体をベットに沈め 隣で眠る君を起こしてる

何やってんだか

DaDaDa

下町の小さな楽器屋さん 小遣いを握り締め少年がやってきた

その店で一番安いギターの前で 買おうか買わまいか まだ迷ってる

少年の目玉はぎらぎらしてて 頭ん中ストラトキャスターばかり

ギターの方もどんな高価なギターよりも 人一倍輝いて見えてきた

そして僕といえば 空っぽの頭抱えながら

ムダに高くて古いギターを売ろうか売らまいか悩んでる

そんな自分が 馬鹿げて見えた

DaDaDa

そして僕といえば 薄暗い駐車場で独り

目を瞑り心の中 もう一人の自分と作戦会議

タバコに火を点けて 一服したなら さぁ行こう

「明日こそは明日からは 必ず変わってみせる」と誓って

いつもの居酒屋の扉を叩く 何やってんだか

DaDaDa