neverlandのジャケット写真

歌詞

You Can Fly!

Marlowe Kay

おじさんみたいなピーターパン

おじさんの顔した少年

やつれたスーツのギターマン

やつれた顔して出かけるさ

仏頂面 何考えてんのか

わからん見た目に騙されんな

ボーッとして 何も考えてないか

空想に浸りきってるのさ

おじさん そう おじさん そう おじさん そう おじさん

おじさん そう おじさん そう おじさん そう おじさん

手のひらの上のティンカーベル

僕も飛べると言ってくれ

教えてくれよティンカーベル

We can fly! So,We can fly! So,We can fly! So,We can fly!

We can fly! So,We can fly! So,We can fly! So,We can fly!

幼稚な おじさん 成長できない

経験値低いのに レベルはカンスト

同じ失敗の繰り返し イタイ過去ぶり返し

ノスタルジーに入り浸り  ホスピタリティの欠片もなし

TPOもわきまえないし PTAには関わらない

人の気持ちもわからないくせ

人の目ばかり気にする人生

すぐ怒るくせ意見は言えん

すぐミスるくせごめんが言えん

羨ましがるくせ努力はせん

人を頼るくせ感謝せん

おじさん そう おじさん そう おじさん そう おじさん

おじさん そう おじさん そう おじさん そう おじさん

手のひらの上のティンカーベル

僕も飛べると言ってくれ

教えてくれよティンカーベル

We can fly! So,We can fly! So,We can fly! So,We can fly!

We can fly! So,We can fly! So,We can fly! So,We can fly!

おじさんみたいなピーターパン

おじさんの顔した少年

やつれたスーツのギターマン

やつれたまんま出かけるさ

  • 作詞

    Marlowe Kay

  • 作曲

    Marlowe Kay

  • ギター

    Marlowe Kay

  • ベースギター

    chickii

  • ボーカル

    Marlowe Kay

neverlandのジャケット写真

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Marlowe Kayはこれまで【故郷や生と死】をテーマに音楽制作を続けてきた。今回のアルバム『neverland』においてはそれに加えて【子どもと大人】というテーマも見えてくる。

アルバムに先駆けてリリースされたシングルのアートワークには彼が幼少期に描いた絵が採用されていたり、収録曲にも幼少期に関わる内容が描かれていたりする。
これまでにも【子ども】をテーマにした彼の作品はある。前作『umijii yamabaa』では彼の娘の幼少期の絵をアートワークに採用したり、収録曲「漂流物のドラマ」ではそのしゃべる声を録音したりしている。

だが、今回はさらに彼自身の【子ども】時代にスポットを当てており、前作以上に個人的な作品とも言える。

彼の幼少期について歌った「シティとツデー」や「カバの尻尾」。それと対比して描かれる「You Can Fly!」や「Neverland」からは【大人】になる空しさが聴こえてくる。
【大人】になった今と向き合って生きていく強さを描いた「ずっと一緒にいたいよ」や「ただ、いま」ではリズム隊が力強い。
曲間を繋ぐように配置された「あんたがたどこさ」や「よへほ」は彼の故郷熊本の童歌・民謡をアレンジしていたり、「笑った」ではコロナ禍で会えなかった祖母との交流の場面を描いていたり、【故郷】を想う彼の心情が伺える。

サウンド面では、全編を通してリズム隊にはペールや空き缶などを集めた自作のドラムキットを録音しており、より有機的なグルーヴとダイナミクスを生むことに成功している。

弾いているギターはTokaiのレスポールと、Martinのドレッドノートジュニア。ギターソロが光る「ロバの耳」や「Dive to Milk!」、エフェクターで音の実験を追求した「光るウナギ」などが聴きどころである。

ほとんどの曲でベースを担当したのは古くから親交のある音楽家chickii。「パパからもらったレスポール」や「ライオンの鬣」などでうねるファズベースが聴ける。

齢40のおじさんが作った【子ども】のような【大人】のアルバム。いくつになっても【子ども】のようなイマジネーションと創造力で好きなことやりたいことを続けていきたいものだ。

アーティスト情報

  • Marlowe Kay

    --流れ着いたものを受け入れる白い砂浜。激しさと優しさに揉まれて姿を変えていったものたち。僕もそんなふうにここに流れ着いた。もう知っているものとまた出会いたくなったらまたここに戻ってこよう。きっと失くしたものが見つかるはず-- 沖縄を拠点に活動。エレアコといくつかのエフェクターとスマホで録音・制作。

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