neverlandのジャケット写真

歌詞

Neverland

Marlowe Kay

黄金の船に乗って夜空を旅した

町の灯りは遠く光るよ

いつも足りない何か

完成しない地図 見ないようにしてた

Oh neverland 夜空を

Neverland 彼方を

Neverland 記憶と

Neverland あの星を 目指して

行きたいところなんて決まっちゃいないよ

宝島も人魚の入り江も

踊れタイガーリリーと

真夜中を抜け出して 君を連れて行くよ

Oh neverland 夜空を

Neverland 彼方を

Neverland 記憶と

Neverland あの星を 目指して

僕のことなんて気にすることないよ

鳴り止まない目覚まし時計が

今も足りない何か

完成しない地図 見ないようにしてた

新しい世界を僕は探しに出かけた

出かけた

出かけた

出かけた

出かけた

  • 作詞

    Marlowe Kay

  • 作曲

    Marlowe Kay

  • ギター

    Marlowe Kay

  • ボーカル

    Marlowe Kay

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Marlowe Kayはこれまで【故郷や生と死】をテーマに音楽制作を続けてきた。今回のアルバム『neverland』においてはそれに加えて【子どもと大人】というテーマも見えてくる。

アルバムに先駆けてリリースされたシングルのアートワークには彼が幼少期に描いた絵が採用されていたり、収録曲にも幼少期に関わる内容が描かれていたりする。
これまでにも【子ども】をテーマにした彼の作品はある。前作『umijii yamabaa』では彼の娘の幼少期の絵をアートワークに採用したり、収録曲「漂流物のドラマ」ではそのしゃべる声を録音したりしている。

だが、今回はさらに彼自身の【子ども】時代にスポットを当てており、前作以上に個人的な作品とも言える。

彼の幼少期について歌った「シティとツデー」や「カバの尻尾」。それと対比して描かれる「You Can Fly!」や「Neverland」からは【大人】になる空しさが聴こえてくる。
【大人】になった今と向き合って生きていく強さを描いた「ずっと一緒にいたいよ」や「ただ、いま」ではリズム隊が力強い。
曲間を繋ぐように配置された「あんたがたどこさ」や「よへほ」は彼の故郷熊本の童歌・民謡をアレンジしていたり、「笑った」ではコロナ禍で会えなかった祖母との交流の場面を描いていたり、【故郷】を想う彼の心情が伺える。

サウンド面では、全編を通してリズム隊にはペールや空き缶などを集めた自作のドラムキットを録音しており、より有機的なグルーヴとダイナミクスを生むことに成功している。

弾いているギターはTokaiのレスポールと、Martinのドレッドノートジュニア。ギターソロが光る「ロバの耳」や「Dive to Milk!」、エフェクターで音の実験を追求した「光るウナギ」などが聴きどころである。

ほとんどの曲でベースを担当したのは古くから親交のある音楽家chickii。「パパからもらったレスポール」や「ライオンの鬣」などでうねるファズベースが聴ける。

齢40のおじさんが作った【子ども】のような【大人】のアルバム。いくつになっても【子ども】のようなイマジネーションと創造力で好きなことやりたいことを続けていきたいものだ。

アーティスト情報

  • Marlowe Kay

    --流れ着いたものを受け入れる白い砂浜。激しさと優しさに揉まれて姿を変えていったものたち。僕もそんなふうにここに流れ着いた。もう知っているものとまた出会いたくなったらまたここに戻ってこよう。きっと失くしたものが見つかるはず-- 沖縄を拠点に活動。エレアコといくつかのエフェクターとスマホで録音・制作。

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Chunjun Records

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