neverlandのジャケット写真

歌詞

HO K!

Marlowe Kay

僕はヒリヒリヒリヒリ山登った

ヒリヒリヒリヒリ谷下った

ひっくり返った

戻らないよ

帰れないよ

息が詰まるよ

とても

君が好きだから

ちょっと頑張っちゃうよ

顔面ムラサキでアザだらけ

僕はヒリヒリヒリヒリ HO K!

燃えるヒリヒリヒリヒリ HO K!

それぞれそれぞれ沢登った

それぞれそれぞれ川下った

悪化してんな

でも耐えてんな

訳もわかんない

首が締まるよ

そして

医者に診てもらったら

安心しなさい(大丈夫)

たった3秒で元通り

形それぞれそれぞれ HO K!

色もそれぞれそれぞれ HO K!

HO K! HO K! HO K!

HO K! HO K! HO K!

HO K! HO K! HO K!

  • 作詞

    Marlowe Kay

  • 作曲

    Marlowe Kay

  • ギター

    Marlowe Kay

  • ボーカル

    Marlowe Kay

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Marlowe Kayはこれまで【故郷や生と死】をテーマに音楽制作を続けてきた。今回のアルバム『neverland』においてはそれに加えて【子どもと大人】というテーマも見えてくる。

アルバムに先駆けてリリースされたシングルのアートワークには彼が幼少期に描いた絵が採用されていたり、収録曲にも幼少期に関わる内容が描かれていたりする。
これまでにも【子ども】をテーマにした彼の作品はある。前作『umijii yamabaa』では彼の娘の幼少期の絵をアートワークに採用したり、収録曲「漂流物のドラマ」ではそのしゃべる声を録音したりしている。

だが、今回はさらに彼自身の【子ども】時代にスポットを当てており、前作以上に個人的な作品とも言える。

彼の幼少期について歌った「シティとツデー」や「カバの尻尾」。それと対比して描かれる「You Can Fly!」や「Neverland」からは【大人】になる空しさが聴こえてくる。
【大人】になった今と向き合って生きていく強さを描いた「ずっと一緒にいたいよ」や「ただ、いま」ではリズム隊が力強い。
曲間を繋ぐように配置された「あんたがたどこさ」や「よへほ」は彼の故郷熊本の童歌・民謡をアレンジしていたり、「笑った」ではコロナ禍で会えなかった祖母との交流の場面を描いていたり、【故郷】を想う彼の心情が伺える。

サウンド面では、全編を通してリズム隊にはペールや空き缶などを集めた自作のドラムキットを録音しており、より有機的なグルーヴとダイナミクスを生むことに成功している。

弾いているギターはTokaiのレスポールと、Martinのドレッドノートジュニア。ギターソロが光る「ロバの耳」や「Dive to Milk!」、エフェクターで音の実験を追求した「光るウナギ」などが聴きどころである。

ほとんどの曲でベースを担当したのは古くから親交のある音楽家chickii。「パパからもらったレスポール」や「ライオンの鬣」などでうねるファズベースが聴ける。

齢40のおじさんが作った【子ども】のような【大人】のアルバム。いくつになっても【子ども】のようなイマジネーションと創造力で好きなことやりたいことを続けていきたいものだ。

アーティスト情報

  • Marlowe Kay

    --流れ着いたものを受け入れる白い砂浜。激しさと優しさに揉まれて姿を変えていったものたち。僕もそんなふうにここに流れ着いた。もう知っているものとまた出会いたくなったらまたここに戻ってこよう。きっと失くしたものが見つかるはず-- 沖縄を拠点に活動。エレアコといくつかのエフェクターとスマホで録音・制作。

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Chunjun Records

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