歌詞

凪いでる月灯

あの未知を照らして。

内緒の向こう側

僕らならいけるよ、きっと

なんだか思い出す

眠っていた記憶は

惜しいけど置いていこう

多くは持っていけないな

光っていた

いつまでも

あの夜が続いて

最後だけのユーフォリア

君とふたりで、いま

さよなら。さよなら。

もう行かないと

誰も知らないこの道

誰にも気がつかれないように。

誰もいらないこの空

誰にも見つからないように。

わたしたちは、

いまでも、きっと。

いつまでも、きっと。

戻れない時間の事ばかり考えている。

帰れない場所ばかり輝いて見える。

ずっと忘れていた。

ずっと思い出せなかった。

いつかなくなった、あのちいさな箱。

わたしは何を入れていたんだろう。

思い出したくない事と一緒に、

蓋をしてしまったのかも。

そんな中でも。

ひとつだけ。

ひとつだけは。

ずっと覚えていた。

あのときの、秘密の、約束。

いまでもずっと、覚えている。

いつまでもずっと、覚えている。

違う世界でも、また逢えたら。

あの月までふたりでいこう、って。

違う世界でも、

また、君と逢えたなら。

ふたりで、ずっと。

泣いてる月の影

泡に交じって消える

あの日の約束を

叶えにいこう、いまから

わかってる

もう二度と、此処に戻れないこと

最期の夜だけは

いつまでも、ふたりで

ずっと