歌詞

僕は歌わずにはいられない

だって明日死ぬかも

僕は歌わずにはいられない

今日ひと言も喋ってないから

40年分のインプットを

今吐き出す時

たとえばこんな歌を

三才山峠の紅葉の色

掃除した部屋の気持ちよさ

昨日の晩飯

あの人の気持ち悪さ

これから出会う人

僕は歌わずにはいられない

残された時間を思えば

僕は歌わずにはいられない

これからやってくる長い冬

40年後にも歌えるように

今さらけ出す時

たとえば空っぽだとしても

梓川沿いを車で飛ばした

塩尻峠を越えて諏訪湖へ行った

明日の労働

あの人の優しさ

今まで出会った人

僕は歌わずにはいられない

ちょっとギター弾けるから

僕は歌わずにはいられない

だって何にもないから