KILIGのジャケット写真

歌詞

金星プリズナー

西憂花

惰眠を貪るような憂鬱な夜はいつも

残酷で無機質な脳裏で

傷付かないふりするの

あなたの愛をいっそ全部吐き出して

目眩がするような

眠れない夜に慣れてしまう前に

解けないままの痛みが

どうにもならないのです

消えないで行かないで

ちゃんと目を見て愛して

上澄の感情だけで私を掬わないで

ねえもっと側にいて悲しませないで

だって

どうしようもなく寂しい

夜に君が似合いなの!

泣いて泣いて瞬きの度に

移り変わる愛憎

いつだってあなたはそんな目で

私を見て往なして

ただ幸せの中でもっと素直に

笑っていたいだけなのに

いつになっても苦しいの

感情が麻痺するような

毎日を私に頂戴

虎視眈々睨んで

どれも最低!

もういいかな、切り捨て

抱いたって吐いたって

満たされない真夜中で

気絶するような愛を

今すぐ私に頂戴して

痣だらけの脳内、矯正

しようとする雑音は止めて

消えないで行かないで

ちゃんと目を見て愛して

上澄の感情だけで私を掬わないで

ねえもっと側にいて悲しませないで

だって

どうしようもなく寂しい

夜に君が似合いなの!

わからないふりすること

今が一番気持ちいい頃合いでしょ

金星みたいな目で僕を

とらえて壊すこと容易い君と

温め合える季節

過ぎてしまった悲しみに

触れたらもう止まらないや

この声と声の

余白赤く染めて忘れさせて

どうしようもなく寂しい

夜に君が似合いなの!

  • 作詞

    西憂花

  • 作曲

    西憂花

KILIGのジャケット写真

西憂花 の“金星プリズナー”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

西憂花です。2枚目のアルバムができました。

アーティスト情報

"