歌詞

光の射さない黒に 溺れている

はぐれた手 ひとり 虚空に向けて伸ばしていて

夢を見たんだ 覚えている？

涙も凍てつく悲しい夢

御伽の国でさえ癒せないな

仮初めでいいから忘れさせてくれよ

月翳る闇 染み込むみたいに

いたいけなむねのおく

ねぇ、触らないでよ！

幻想的愛を知った気になっても

ひとりよがり

秘密めいたさんざめく調べを聴いて！

遍く寄る辺無い夜を越えよう！

消えない 消えない

傷をつけて！

観客のいない 夢のつづき

狂えないだけなの？

ざまぁないね(笑)

継ぎ接いだ言葉で取り繕う

教えてよ！楽園へ辿り着く合言葉！

どんな痛みも抱きしめられたなら

きっと

不可逆哀に染まった心はどこへ向かう？

灰塗れの両手では黒ずんでくの

淡く燃える朝焼けに ほら焚べて

どうか どうか

遠く 遠く

幻想的愛を知った気になっても

ひとりよがり

秘密めいたさんざめく調べを聴いて！

遍く寄る辺無い夜を越えたなら

消えない 消えない

光を！