7番線のジャケット写真

歌詞

刻む

燕七夏

水たまりにおちている月をひろった

明日になったら 交番に行こう

朝になると月はもうどこにもなくて

私はなにも できなかった

後悔を抱きしめて 泣いているだけの朝

ああ 今が遠く 離れてゆく

今日が過去に変わってゆく

排水溝に落ちている希望をひろった

名札がついていたら 届けに行こう

夜になると絶望に変わってしまった

私はまた 役に立てなくて

絶望を抱きしめて 眠りにつくだけの夜

ああ 電車に乗って 運ばれてゆく

窓の景色は流れてゆく

いま ここで みている景色が

記憶の中 薄れてゆく 理解っているけど

いま こころ 感じたすべては

私とともに 消えてしまう 理解っているけど

ああ 部屋で消えた月はきっと

会えないはずの太陽と会えた

ああ 姿を変えた希望は私に

優しく甘い諦念をくれた

ああ 今が遠く 離れてゆくけど

今日は過去に変わってゆくけど

刻んだ思いを 忘れはしない

温かい言葉も消えない傷跡も

すべて抱きしめて生きてゆく

  • 作詞

    燕七夏

  • 作曲

    燕七夏

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