Lyric

産まれた時にはもう　世界は動いてた

試したり考えたり　誰かが動いてた

僕も巻き込まれて　それは当たり前で

その頃君はどこにいたの　何して過ごしてたの

かわりばんこに任されて

昔の自分に笑われて

遠回りの交差点で

産まれた時に戻れた

点滅寸前で走る　君に会いたくて走る

うつろな人が邪魔する　ますます遠回り

できれば飛べればいいけど　羽はすでにどこへやら

こんな時だけは世界が　僕を止めてしまう

君は遠くへ行く

関係ないんだ　もう

そういうことにすれば

新しいルールを誰かが作ればいいだけだ

明日ばかり期待して　昔の自分のまんまで

むしろ遠ざかるのならば　世界を止めてでも

全力で君へ走る　君に会いたくて走る

体がどうなろうとも　ただ一言だけを

愛とか夢の欲望が　今日まで地球を廻してきた

ピエロの玉乗りのように　僕もその中の一人だ

簡単に飛べないのなら　だからこそ僕は走る

世界を変えるため走るんじゃなく　君に会いたいだけ

全力で君へ走る　準備もしないで走る

こんな時だけは世界が　止まって見えている

こんな時だけは世界が　僕と君だけになる