Honey Lullabyのジャケット写真

歌詞

Plastic Love

Blue Letter

夜のビル風がいきなり胸を切りつける

触れた温度だけがまだ身体に残って

笑って見せた余裕なんて

一秒で崩れるほど薄かった

離れれば終われるはずなのに

名前を思い出すたび反射で心が跳ねる

止めたい気持ちすら邪魔になって

戻れないくせに衝動だけ走りだす

軽口で誤魔化したつよがりが

あとから刺さって息を乱す

飲み込んだ本音の破片が

むき出しのまま胸をひっかく

Plastic love

触れた瞬間

壊れるってわかってても止まれない

Plastic love

名前一つで

息のリズムまで一気に狂っていく

制御不能の引力だけが

心の真ん中を強く鳴らす

乾いた夜気が部屋の奥を切り裂いて

消えたはずの気配をまた引き戻す

手放した弱さが勝手に零れて

強がりなんてすぐ剥がれていく

進めないのは理解してるのに

影だけこびりついて離れない

逃げたい気持ちも追いつかなくて

思考より先に衝動が点火する

交わした視線のざらつきが

まだ内側で荒く響いて

忘れたふりの感情ほど

暴れて暴れて形を変える

Plastic love

終わらせても

断ち切れないノイズが胸を叩きつける

Plastic love

背を向けても

君の残像が夜の奥で火花を散らす

触れられない想いだけが

鼓動のスピードを加速させる

  • 作詞者

    Blue Letter

  • 作曲者

    Blue Letter

  • プロデューサー

    Blue Letter

  • ボーカル

    Blue Letter

Honey Lullabyのジャケット写真

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「Honey Lullaby」は、夜に揺れる恋の感情を丁寧にすくい上げたアルバムです。
静かなロマンスから暴走する衝動まで、すべての曲が“言葉にできない想い”を抱いています。
ダークな甘さを帯びたメロディと、胸の奥をかすめる歌詞が交差し、
静けさと熱が同時に息づくような物語が連なっていきます。

触れられそうで触れられない距離、
消えたはずなのに疼き出す記憶、
名前ひとつで揺れてしまう心。

そのすべてを、夜の空気にそっと沈めるように描いた作品です。

アーティスト情報

Blue Letter Records

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